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【エッセイ】睡眠障害を克服しました

【免責事項】このnoteは個人の体験に基づく見解を示したものであり、医学的エビデンスの裏付けに基づいた事実と相反する点を含む可能性があります。しかし、エセ化学の類は書いていないので安心してください。

25歳を目前にして、長らくつきあってきた睡眠障害を克服することができました。
大学入学と同時に独り暮らしを始めた18歳から、23歳頃までは、生活リズムの乱れの影響もあり、快適に眠れない日々をすごしていました。
特に大学生時代は、寝られないまま翌日の授業に向かった記憶が幾度となくありました。ブルーライトを浴びないことや、ヒーリング音声にも手を出しましたが、うまくいきませんでした。

それが今では、ベッドに入ると程なくして入眠ができています。

今回はそんな私の睡眠に関する捉え方を文字に起こして、安眠できなくなったときに思い出そうと思います。また、このnoteを読んでいる人で、良い睡眠ができていない方には、少しでもよく眠れるよう、ヒントになることを願っています。

睡眠についての考え方を変えた2つの話

私は、15年以上前の記憶が大量に断片化されて残っています。なので、誰の思い出にもなっていないようなシーンが頭の中にたくさん浮かんでくることがあります。

一つ目の話は、15年近く前の爆笑問題が司会を務めている「雑学王」の放送での伊集院光の発言です。24歳になって、睡眠障害を直そうと、本気になったときに思い出しました。

「人が眠れるのは体の疲れと頭の疲れが両方一定以上になったときだ。だから、眠れそうにないときは、体が疲れていないときはストレッチとかをして、頭が疲れていないときは、ゲームなんかをする」

ごく当たり前のことのように思えますが、その大切さに気が付きました。高校生までは1日1時間以上自転車を漕いで通学していたため、体が疲れなかった日はなかったですし、コンスタントに勉強もしていたので頭が疲れていない日もなかったです。

それが、大学生になり、特に運動量が急激に減りました。下宿していたのが大学の目と鼻の先だったからです。また、社会人になってからも通勤以外で歩くことはまずなかったので、圧倒的な運動不足です。

今思えば、当時真面目に運動さえしていれば、睡眠障害にはならなかったのかもしれません。しかし、北海道の土地柄、冬の間の運動に難があるのと、昼夜の長さが極端なのもあり、次第に生活リズムは壊れていったのでした。


二つ目の話は、2019年のズームインサタデーでの読売ジャイアンツ現監督、原辰徳の言葉です。正確に言えば、原監督が、3度目の就任時に歴任の監督からもらったアドバイスだったと記憶しています。

「監督をしていると、こうしたほうが良かったとか、明日はこうするべきだろうか、など常に考えたくなることがあるでしょう。布団に入ってからも考えたくなることもあると思います。しかし、布団に入ったらすべて忘れる。何も考えない。もし、考えたくなったら布団から出て机に座って考えなさい。そうしてちゃんと寝て、次の日また、元気に指揮を執る。これが監督の基本です。」

目から鱗でした。誰もがベッドに入ると考え事をしたくなるのだと。そして、そういう時は、思い切って一回起きて、ベッドの中では何も考えないことが大切なのだと。当たり前ですが、改まって人の発言を聞くまでは、ベッドにいることが入眠の近道だと思っていましたが、何も考えない状態になることが入眠の近道だということに気づかされました。

これらの話を聞いて、次のことに気を付けると、不思議と寝ることができるようになりました。

・体と頭を疲れさせる
・ベッドに入ったら何も考えないように努める

この2点だけです。もし、最近寝付けない人がいたら、この2つを参考にしてみてください。






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