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~新・甘いものはなぜ良くないか? パート3 渋谷・神泉で40年続く整体、手技道~【No.233】(再掲)

2019.4.19掲載


こんにちは、手技道の門田です。

もう来週にはGWですね。多くの方が、
旅行などには行かれるのではないでしょうか?

手技道はGW中も平常営業しております。

その理由として、手技道に来られる方は、遠方からの方も多く、
こういった長期の休みに来院される方も多いからです。

もし、体の不調など、お困りの事がありましたら、いつでも
ご連絡下さいませ。

さて、少し間が空いてしまいましたが、甘いものシリーズ、
最終第3弾をお送りいたします。

第一弾は甘い物、糖質の種類について、

第二弾は甘い物を食べるとどうなるか、
血糖値の上昇が体に及ぼす影響について、

書かせて頂きました。

今回は、血糖値はどうすれば上がるのか、

血糖値の急上昇を防ぐには、どうすれば良いのかという事を

書かせて頂きたいと思います。

このグラフを見てください。インターネット上から拾ってきた物になりますが、

血糖値の食品ごとの上昇の一例となります。

これをみると、砂糖や小麦を食べると、一気に血糖値が上がり、
また急激に下がっている事がお分かりになるでしょうか?

第二弾でもお話しましたが、この急激に上がって下がる事が内臓、
特に膵臓に負担をかけるので、良くないのです。

個人差もあるので、すべてがこの通りとは言えませんが、
パン等の小麦製品、砂糖を多く使っている甘い物、
それから、果物も昨今品種改良によって、かなり甘くなっており、
こちらも血糖値の急上昇につながるものが多いので、注意が必要です。

また、ストレスの影響も忘れてはなりません。

グルカゴン、アドレナリン、コルチゾルなど、ストレスを感じる事により、
血糖値を上げるホルモンが多く分泌されます。

さらに、インスリン抵抗性というものが強くなってしまう事も
知られています。

血糖値を下げるホルモンがインスリンしかないという事は、
前回書きましたが、ストレスが多いと、

このインスリンに対しての感受性が低下してしまい、
インスリンが出ているのに、血糖値が下がりにくいという
状態が起こってしまいます。

ただでさえ、血糖値を上げるホルモンが出されるのに、
それが下がりにくいとなると、大変な状態ですよね。

ストレスが大敵と言われるのも分かる気がします。

それから、手技道独自の視点として、
原遺障害の考え方があります。

膵臓に直接関係する原遺障害として、生まれた時に
股関節脱臼があると、膵臓に負担がかかりやすい
という事があります。

膵臓に負担がかかりやすいという事は
ホルモンを出す機能が弱くなったりもしますので、
同じ物を食べても影響が出てきやすいという事に
陥りやすいです。

生まれた時に股関節脱臼があったかどうか、分からないけれど、
膵臓に負担がかかっている気がする!という人は、
太ももの外側に着目してみてください。

実は、ここに脂肪がつきやすい人は、
膵臓に負担がかかっている人が多いです。

「そんなに太っているわけでもないのに、
太ももだけ太くなりやすいです」という方は、
膵臓負担の可能性大ですので、要チェックです。

こういった方はいくら、自分で気を付けていても、
この原遺障害を回復させなければ、
元に戻ってこないので、治療最優先ですね。

ここまで、血糖値が上がる条件という事に
着目してきましたが、最後に自分で出来る血糖値を
急上昇させない方法をお伝えして、終わりたいと思います。

インターネットを見ると、血糖値を上げない為に、
様々な方法が書かれています。

これだけ、様々な方法が書かれていると、どれを試したらよいのか、
分からなくなって、結局怪しげなサプリメントに頼ってしまって、
結果悪くなってしまう人が多いのも、
ある種仕方がない事なのかなと思います。

そこで、今回は絶対に誰でも、
簡単に出来る方法を3つご紹介します。

道具も何もいりません。

必要なのは、自分の意識だけです。

①食べる時はゆっくり、よく噛む。早食いをしない

②食べ過ぎない、腹八分目ではなく、六分目を意識する

③ダラダラ食べない。食べる時と食べない時をしっかり分ける。

以上、三つです。

当り前じゃないかと言われれば、
その通りなのですが、
意外と難しいのではないでしょうか?

①の早食いをしないという事は
昔から言われていますよね。

早く食べれば食べるほど、急激に消化器に負担をかけるので、
血糖値が上がりやすくなってしまいます。

②の食べ過ぎない、こちらも昔から言われていますが、
昔より食べる量が多くなってきているので、
六分目ぐらいの意識が良いそうです。

最後の③ですが、ダラダラ食べると何が良くないかというと、
血糖値は食べてから、少しずつ低下していくのですが、
それがダラダラ食べる事により、下がる状態が作れない。

言い換えれば、内臓を休ませる時間がないので、
かなり内臓に負担がかかってしまう事になるのです。

働きっぱなしは疲れますよね。それと同じことです。

以上、3回にわたり、血糖値、甘い物について、
書かせて頂きました。

分からない事があれば、いつでもご質問ください。

今回はここまで。

長文になってしまいましたが、
お読みいただきありがとうございました。

渋谷・神泉で40年続く、手技道の門田でした。


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