バブル期に生まれた私。
世間では、バブルで、お金持ちがたくさんいて、
観光地であった我が家は、
キラキラしてる大人や子供達が旅行に来るのを見ていました。
そんな時代にこんな子供達がいた事を知って欲しい。
子供の頃の、事を思い出し、書いてみようと。
セリのおひたし
春が来て、田んぼに自然にせりが生えてくる。
田舎なのに、畑のない我が家は
せりを摘んで、おひたしにして
食べていました。
5歳の私は、お金がない事を知っていたので、
弟と楽しいふりをして、
せりを摘んでいました。
5歳で鎌を使って、危なくない様に
頑張って、たくさんたくさん、せりを積みました。
田んぼの端っこにある、
オオイヌノフグリを摘んで、
小さな小さな花束を作って遊んだのを覚えています。
今でも、サクラではなく、
オオイヌノフグリを見て
春を感じる
桜は
春が来て随分経ってからの花
桜が咲く頃は、心も豊かになる気持ち
冬は、寒くて、お父さんの仕事が減って
大変だったのを知ってたから
つづく
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