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独女54歳、在宅ワーカーのつぶやき

社会と関わりたくなってきた今日この頃

最後に外で働いたのは、パン屋さんで食パンの販売というお仕事だった。
その前は保険会社の事務だったので日々そこそこ勉強せねばならず、在宅ワークとの両立に疲弊し、次に働くなら超絶単純作業がいい!と思いひたすら食パンを販売するパートを選んだのだ。

在宅ワーカーの悲哀

本来おうちが大好きだし、ひとりで過ごす時間も好きなので在宅フリーランスという不安定な働き方を選んだのだ。年を取ってきたら何時に仕事を始め、何時に終わってもいい在宅ワーク、最高!と思っていた。
実際、通勤がなく急な雨でも急いで洗濯物を取り込める日常はらくちん。
ふわふわでかわいい猫に挟まれて仕事するスタイルは、結構気に入っている。
しかし、パン屋のパートをやめてそろそろ2年が経とうとしている今、再びお外の空気が吸いたくなってきた。
2年間、ガッツリおうちで仕事してみて、私はある不安に駆られるようになったのだ。

このままではボケる

パン屋のパートを辞めた時私はこう考えていた。

年齢が上がるからこそ在宅ワーク!
だれにも会わなくていい仕事、最高!(オンラインで顔出しはありますが)
おばあちゃんになってもパソコンでお仕事出来ればそれでいい!

そう思っていたのに。
その考えが少しずつ変化し始めている。

年齢が上がるからこそお外でお仕事!
身体を使わないと、どんどん衰える!
表情筋が死ぬ!
人と話さない毎日は、脳を退化させる!

人間、人と関わってなんぼやろ

2年前の自分が聞いたらびっくりするかもしれないけど、2024年3月の今感じていること。

もし、また首尾よくお外で仕事がみつかったとしたら「あー疲れた、やっぱり在宅ワークだよね」なんて言い出しかねない私だけど、毎日4~5時間だけ気楽に働ける職場はないものか。
私のことを良く知る25年来の友人は冷ややかにこう言い放った。
「また始まったよ。周期的に来る病気ね。あんたは外で働くのは無理。もういい加減にやめとき」

もしかしたら、仕事じゃなくてもいいのかもしれないけど、お金を生まない活動にさける時間も心の余裕も今のところあまりない。
もし今も、離婚してない専業主婦の身分だったら、私はいまごろ何をしていたんだろう。社交ダンスのサークルとか入ってくるくる回ってたかも。
なんて、考えても詮無いことを考えたりしてみるけど。

私に残された健康寿命は長くて後20年。どうする、自分。


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