人は何者にでもなれる

こんにちは！
今回は久しぶりに以前面倒を見ていた部下に会ったので、その事について書きたいと思います。
久しぶりに会ったので、2年ぶりとかだったと思います。
そこで感じた事は「人は何者にでもなれる」という言葉は本当なんだなと。
愛されキャラと言う事は変わっていませんでしたが、考え方や学ぶ姿勢は別人になったなと。
何かそうさせたんだろうとか考えていたので、まとめてみたいなと思います。

どうしようもなかった新人だった

彼と初めてあったのは私が社会人2年目の時に新卒入社で入って来たので、本当に右も左も分からない子でした。
新卒での研修が終わってから、配属されていましたが、学生感がまだ抜けていない状態でした。
金曜日仕事が終わったら、華金やーと叫んでいたような子でした。（笑）
新卒だったので、仕事を覚えるのに時間がかかる事は当たり前なので、長い目で教育に関わっていましたが、まあ覚えが悪い子でした。
仕事への姿勢も低くて、もしかしたらすぐ辞めるかもしれないなとまで思っていました。
２度程辞めそうな時がありました💦

その後、私が責任者のポジションを任される事になり、異動になりました。
その間はたまに連絡取るぐらいで、面倒みるという事はなくなっていたのですが、彼がしばらくすると異動になり、私の直属の部下になったのです。
最初「マジか」と思った事は今でも覚えています。笑
こりゃ苦労するぞ！と思っており、案の定苦労しました。笑
仕事の不備は多いし、書類の抜け漏れも多い。
数字の計算は出来ない。
車では単独事故を複数回起こす。
しまいに大きなクレームも出して、一緒に謝罪に行かされた事も。
取引先から怒鳴られたのはあれが初めてでした！
本当に苦労かけられた部下です。笑

ポジションは人を成長させる

しばらく経ってから、私自身が会社を退職する事になりました。
決してこの子が嫌だった訳ではないです。笑
責任者のポストが空いた為、最初は別の責任者が兼任という形で対応してくれていたみたいですが、兼任はとても大変だったみたいです。
その後、私の部下だった子がなんと責任者に抜擢されたのです。
まさかそんな事になるとは私も思っていませんでしたが、本人が1番驚いていました。
私が辞めてからも連絡は取り続けており、何かあればこういった対応や大事にしないといけない事を伝え続けていました。
しばらくすると彼が全国トップの営業成績を残したのです。
報告を聞いた時は本当に腰が抜けそうでした。
まさかあんなに苦労した子がそんな事になるなんてと。
本人からは「ショウさんのおかげだと」感謝の言葉を伝えられましたが、話しを聞いていると本当に本人が頑張っていたんだなという事が伝わりました。
責任者という言葉通り、責任を背負って色々考えながら取り組み続けたんだなと。

考え方が変わった

そんな彼と久しぶりに会う事になり、話しをしていると考え方や学ぶ姿勢が全く変わっていました。
「毎朝6時に起きて読書をしている」
「数字の話が出来るようになっている」
「将来の自分の姿を想像するようになっている」
あんなどうしようもない新人がこうなるんだなと。
彼が成長した理由としては、ポジションを与えられ、その理想像を追い求めた結果、自分に足りないものを取り入れ続けたんだろうと。
その結果、考え方な学ぶ姿勢等から徐々に変わって来たんだろうと思います。
本人としては現状に満足していないというスタンスではありませんでしたが、周りからするとスポンジのように吸収し続けたんだな感じます。
ポジションは人を成長させるを見せてくれました。

まとめ

以前の私の部下について書いてみました。
彼を見て、「厳しい環境に自分を置く事で、自分自身が成長出来る」んだなという事を改めて感じさせてくれました！
「人は何者にでもなれる」という言葉は本当だったんだと。
こちらこそ、教えてくれてありがとう！と改めて言いたいですね。

今回は以上です！
最後までご覧頂きありがとうございました！
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