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ゲイ主夫、自宅に大量のお友達を招く、の巻
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わたしが20代前半のころ。
まだ、LGBTとか、ゲイとかいう言葉も、日本に浸透していなかった時代。
そんな時に、100人規模のゲイサークルで青春を謳歌させてもらったことがある。いまも、その一部の友達とたま~に遊ぶことがある。
ありがたいことだ。
あの頃10代とかだった奴ですら、今や立派に肥えて、どっからどうみても「いかにも系」になっちゃったけど、喋ると素直で優しい青年ばかりなのだ。といっても、もうみんないい大人なので、年下ばかりと言っても大人同士、かつての同志みたいな感じである。
ありがたいことだ。
朝から晩まで、気が付くときゃーきゃーして、大声で笑った、笑った。
そして、気にかけれていたボコさん(私のパートナー)もだんだんと、最後は完全にアウェイという感じで、みんなが帰ったあとは衰弱していた。
次の日は、まさかのお酒とお好み焼きの再来。
みずいらず。
昨日を取り戻すように。
ボコさんはそんなにお酒を飲まないのに、その日は2缶もお酒をのんで、お腹がいっぱいになると、あんなに朝まで寝てたのに、気持ちよくなって笑顔ですやすやと寝だした。
ごめんねと思いながらも、たくさんの友達を呼ぶことを受け入れてくれたボコさんの優しさに感謝するのだった。
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