見出し画像

モノを持つ世代・持たない世代

40代もいよいよ目前。なワタシ。
わたしはバブルの時代は経験してはいないのだけれど、CDがミリオンを達し、大量消費のモノに溢れた最後の世代・・・。
恐らくわたしくらいの世代の前後くらいがギリギリなのではなかろうか?
iPodが登場したのが2001年で、もう19年前ですって!(驚愕)
そりゃぁ時代も変わるよね。
その頃から確実に「モノ」の時代は終わり初めていたんだね。


若い時はCD屋に勤めていたこともあって、家の中で最も多い所有物は断然CDだったよね。(余裕で所持CD総数は1000枚は超えていた)
ただ、最近はどんなに大好きなアーティストでも配信で購入することが多くて、現物のCDを買うことは殆どなくなってしまった...。

先日、「我が家に55V型のTVがやってきた」この記事を書いたのだけれど、それに伴って必然的に断捨離をすることとなり、もう少し所持CDの枚数を減らさねばと思い、意を決して少し処分。
が、今一つ思い切りが足りず全てを破棄するには至らず...。

自分より下の世代の友人と話すと、CDなんて殆ど持っていないことに気付かされる。CDへの執着もほとんどないのである。
確かにそうだよな。音楽の定額サブスクでほとんどの音楽が聴ける時代なんだもんな。
なんなら最近は衣類のサブスクもあるので、新しい世代の子たちはたぶん、わたしたちの世代とはびっくりするくらい「モノ」に対しての価値観が違ってきていると思う。

価値観のアップデート

きっとこれは生きていく上で、どんな世代の人たちも経験することなのかもしれない。今の時代はそのスピードがかなり早いかもしれないけれど。

ちなみに「本」に関しては元々所持数が少ないこともあり、比較的執着が無いので、既に本来の手持ちの本類は9割りを処分し、新しく読みたい本は基本的に電子書籍で購入することにしている。

よくよく考えると、本もCDも毎回そんなに読み返すか?聴き返すか?と問われると微妙。

それよりも空いたスペースのスッキリ感は非常に心地良い。

とは言え、既に青春時代に植え付けられたモノの価値観。なかなか踏ん切りがつかないところもある。

収納は買わない

大量のCDと向き合っていて気付いたのが、基本的に「収納は買ってはいけない。」と言うこと。
クローゼットも何も無い極論は論外として、「これをどこに収納しよう」ではなく、「何を捨てよう」の考え方だとモノが増えない。
入れ物を増やすからモノも増える。溢れる。
と言うか、これからは「持たない努力」が必要なんだろうなと思った。

ミニマリストに憧れて・・・

価値観のアップデートだの持たない世代だの色々言うても、結局つまるところはここ。w

わたし自身が、「モノを持たないシンプルなライフスタイル」これに憧れるあまり、こんな強迫観念のように削ぎ落とし削ぎ落とし!言っているわけなんですw
でも、モノを持たない、増やさないことによって日々の支出は結構減ってきたように思います。収納用品を買う必要もないし。

とは言え、これからどんなものがデジタル化されるかわからないので、必ずしも物体のある「モノ」では無いことに、わたしらの世代はもっと慣れておく必要がありそうですね。

それになんだかんだサブスクも電子書籍も便利だし、使っていれば慣れちゃうんですよね。

よし、この調子で残りのCDももう1段階処分できそうな気がしてきた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?