雑談『高円寺漫才部のコーチ』
2023 年5月19日
高円寺漫才部コーチ回にてここ二日間は非常に充実した日を過ごしている。
何故に過ごしているか。
出演者の眼がキラキラしている。
出演者には色んな事情がある。
ネタの方向性に悩むコンビもいれば、劇場メンバーを狙ってるコンビ。
事務所はそれぞれ違えど
芸人としてネタに向き合う気持ちは一緒で
真剣にコーチもそれに答える空間。
この取り組みを昨年の年末から取り組んでいるのだが
やっと自分のやりたかった真意が明確に形として現れ始めた気がした。
初参加の皆様も是非勇気をもって扉をたたきに言ってほしい。
昨日今日で嬉しい言葉を頂いた。
昨日でいうならモリコウヘイさんが別のライブで作家さんアドバイスを試した所良き方向に進んでいること。
もう1つは初参加の女性芸人さんが【落研の延長】【芸歴の垣根を超えて交流する事ができる】
とまたエントリーしたいと言ってくださった事だ、
ちなみに昨日のコーチ回は4組だったが
噂が噂を回って組数も増えた。
早くに予定を組んだほうがいいかもしれないと思った。
○○コーチ回、○○コーチ回とレギュラーメンバーもそれぞれ固まり始めた点に関しても
コーチ回としての意味が成してきたと思って嬉しくて仕方がなかった。
中にはコーチ回を避ける人もいるが
正直、あまりオススメはしない。
勿論、各々の事情があると思うが
『何が言いたいかわからない』と言われたとで『もう出ません』なんて会話になったから
『じゃあ、もしM-1の1回戦予選でその人のような審査員にあたったとしたらどうするんだ』
と思うのと
これが全てというわけでも勿論ないのだが
常々表現者として立ち向かってほしい気持ちもある。
ちなみに『何が言いたいかわからない』という意見だが
そのコンビの元相方さんは知り合い芸人の伝で手に入れた動画を見て
『ハイボール観ながら観てたけど俺もコーチと同意見だった』
と後日通常回で語っている。
コーチも別にあなたの人生に茶々を要れる為に舞台にいるわけではない。
お客様を代表として、色んな現場を見ている人を代表してコメントしている。
私は非常にありがたいと思っているぐらい感謝しかない。
勿論、全部聞くことが正解という世界でもない。
アドバイスが何かに役立てば
この感じでコーチ回をやらせて私は私で頂いている。
この日記の意見に反対があればそれでも構わないのだが
とにかく出場者の眼がキラキラしていた。
そしてこれからコーチの人にも今後養成所での講師他仕事につながればと思っている。
高円寺漫才部はこのように色んな人を募集している。
正直私も私で毎週集客するのは辛く
そこまでの集客が出来てないのは現状だが
やはり何か持って帰って頂きたい気持ちはある。
怒りでも何でもいい。
問題は見て見ぬふりをしたり、中途半端に処理する事。
今後はコーチ曰く
『この方向性でドンドン舞台で試していった方が良い』
という方も多かったので
ある種こっからが高円寺漫才部の見所かもしれない。
芸事だけで少しでも食べていきたいです。