雑談「”捨てる"について考えた」

今日は「捨てる」について考えた。

「捨てる」という言葉を最近聞くので考えてみた。

「捨てる」という言葉でいえば

「ごみ箱に捨てる」

という使い方もあれば

「私を捨てる」「切り捨てる」

という人間関係に使われたりする。

今日はその後者、人間関係において「捨てる」についてお話だが

最近聞いて驚いた「捨てる」は「私の事を捨てますか?」だった。

最初に聞いた時は驚いた。

というかあまり理解できなかった。

そもそも「捨てる」は彼氏彼女の関係でないと使わない言葉だと思った。

仮に友達が友達と思わない時のセリフは「絶交」とか素直に「お前とは友ではない」の

どちらかを使用するはずなのに

いきなり「捨てる」という言葉が出てきたので

しばらく結論を出すのに時間がかかったのを覚えてる。

てかそもそも自分に「捨てる」決める資格があるのか

てか「捨てる」てなんだ?

そもそも、なんで捨てなきゃいけないんですか?

終始、使い慣れない言葉には何かと刺激がある。

※結果、その当時「捨てない」と返したのだが

そんな「捨てる」「捨てない」で少し思ったのが

最近また芸歴制限が撤廃されたR-1グランプリ。

当時のR-1は芸歴10年以内となり、多くのベテラン陣を「切り捨てる」という対応で当時芸歴制限はお笑い界の間で問題になった。

その当時3年間も私はBe-1グランプリという大会を作ってく

2021年〜2023年の間だけ大会の運営者としてやったが

その時から自分は無意識のうちに「捨てない」という選択肢を選んでいた事を思い出した。

だから多分人生を振り返ると

「捨てる」「捨てない」では

常に「捨てない」の選択肢一択で

「МOTTAINAI」精神で36年間もやってきたんだなと実感する。

じゃあ、何故に「捨てない」精神でやってきたかいうと

思い当たる事が多すぎて「捨てない」選択肢を選んだのか思い出せない。

思い当たる要因一覧はこちら。

◯物を大切にする優しい子に育ったから
◯人にされたら嫌な事はしたくないから
◯貧乏症
◯野村再生工場物語の影響
◯がばいばあちゃんの「曲がったきゅうりも切れば一緒」から
◯立川談志師匠の「落語はダメ人間を肯定するもの」から
◯人生に無駄なものなどないから
◯「捨てない人生」に魅力を感じるようになったから
◯「捨てない」人生においてバチが当たりそう。

とにかく色んな事が重なった結果

今でも「捨てない人生」を選ぶようになった。

逆に「捨てる人生」てなんだろうね。

自分が神にでもなった人が考えるのかなぁ。

正直、私にはそんな偉そうに振る舞う資格はない。

だからこそ「捨てない人生」の方が自分に合ってるのかもしれない。

芸事だけで少しでも食べていきたいです。