雑談「ノルマライブが常識的になってる事について」

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次書く時は少しでもイイネが頂ける文章を書こうと思います。

ということで

今回は

「ノルマライブが常識的になってる事について」

個人的に思った事を語ります。

デビュー時はノルマライブにめちゃくちゃ出てましたね。

10個出ただけで月30000円は飛んでまして

出ただけで赤字。そして借金まみれ。

そしてその赤を埋めるために朝5時に起きてバイトするみたいな。

最初の頃はバトルライブで勝ってやるぞとか挑んでましたけど

結局御客さん呼んだ者勝ちみたいな感じになって

途中、傷の舐め合いの時期とかありましたから。

そんなノルマライブについて思う事なのですが

ノルマライブのお誘いは基本断っています。

「ノルマをとる事が当たり前なんだよ。」

常識化してしまうのは僕的に

「それでいいのかよ。」

と最近は思ってしまっているんですよね。

例えば、小屋代20000円を演者20組で割ると1組1000円だから

参加する場合は1000円はお願いいたしますなら

まだ理解できますが

最近のお誘いされたメールとか見ると

「是非ともエントリーお願いいたします。でも1000円払って下さい。」

では

「誰かお金を払ってくれる優しい人はいないかな」

と無差別に探してるようで

賞レースの調整云々は別として

せめてお誘いしてる以上は

ある程度

負担を減らす等の工夫があっても良いのかなと思います。

といっても

「いやいや、音楽ライブのノルマに比べて安いじゃないか」

みたいな事を

売れてないミュージシャンとか言い出したりすると思いますが

これは大分前にnoteに書いたのですが

音楽とお笑いをごちゃごちゃにしてはダメなんです。

というのも

「音楽もお笑いも人を楽しませるのは一緒ですね。」

とキレイごとを抜かすやつがいますが

では、中島みゆきの名曲をさぞ自分の歌のように歌い上げて

「芸人よりも私は貢献してます」

みたいなスタンスと

カバーされると非難を受ける芸人の

どこをどう取って一緒なんだよと。

他にも

「ミュージシャンのノルマ10000円と比べて安いだろ」

に関しても

それは芸人と音楽では舞台数も違うから

お笑いはミュージシャンの気持ちも理解できないし

ミュージシャンはお笑いの気持ちが理解できないんですよ。

にも業種が違うのにも関わらず

ズケズケと一方的に介入してくる

(経験上、特にミュージシャンが多いですね。)

どこを取っても、お門違いなんですよね。

そして僕が声を大にして言いたいのは

そのお金を搾取する事が当たり前になっては

「芸人の身銭で少し旨味を頂いてしまってる」という

「みんなでお笑い界を盛り上げましょう」の目的とは

違う目的が出てくるでしよ。

そこは純粋に儲けの点から考えずに

赤字になってもやりたい事はやりたいというか

それが出来ないなら金銭面に関して多少の工夫を作る。

1ミリも考えてない風潮というのは

ナンセンスかなと個人的に思います。

芸事だけで少しでも食べていきたいです。