雑談「劇場のマナーくらい守って。」

兄 不満は解消されるなどと記事をこのnoteに書いていたら

聞き手 書いていたら

兄 久々にぶち切れた事がありまして

聞き手 何ですか?

兄 スベッた言い訳みたいでとてもいい気持はしないのですが

聞き手 はい。

兄 東洋館の出番時にえげつなくマナー悪い客がいたんですよ。

聞き手 といいますと

兄 まあ、僕らが漫才すると同時に大きい声で隣とぺちゃくちゃ喋り始める

聞き手 はい。

兄 そして漫才中にかかわらず、大きい物音を立てて会場を出て行ってしまう。

聞き手 はあ。

兄 正直、”いや、劇場のマナーくらい守れよ。”と心の中で思ったんですよ。 

聞き手 はあ。

兄 でも、こっちは10分で降りなきゃいけないから。あまり変な事を挟むわけでもないし。

聞き手 はい。

兄 何ならスタッフに注意を受ける前に去ったような、そんな印象なんですよ。

聞き手 なるほど。

兄 その後、林家けい木さんの落語会の前説的に漫才やらせて頂いたのですが

聞き手 はい。

兄 場所が居酒屋でもけい木さんのお客様の方がしっかりしてる。

聞き手 ちゃんと聞いてくださってたんですね。

兄 そうそう。良識ある方が揃うだけでこうも違うのかって思ったのよ。

聞き手 それは良かったですね。

兄 別に聴きたくなったって本人の自由だと思うんですよ。お金も払ってきているわけですし。

聞き手 はい。

兄 じゃあ、マナーを守らなくていいかといったら話が違うわけじゃないですか?

聞き手 お金を払えば何していいわけでは無いですもんね。

兄 そう、ちゃんと話を聞きたい人だってちゃんといるわけだし。

聞き手 はいはい。

兄 そう考えると今日の浅草は残念だったな。

聞き手 確かにひとりでもそんな奴がいるとダメですもんね。

兄 相方も言ってたけど、そうなっちゃたら勿論受けるわけないんだから仕事としては作業でしかない。

聞き手 こっちもやる気がなくなりますもんね。

兄 相方曰く今日は開始数分でしゃべられたからその時点でやる気を失ったらしいからね。

聞き手 それもそれで悲しいですね。

兄 悲しいよ。こっちは一生懸命やろうとしてるのに相手がちゃんと気持ちで受け取ってくれないんだもん。

聞き手 はい。

兄 本当に悲しかったな。お客様は神様だと思ってたけど、こういう事が起こると神もへったくれもないと思うよ。

聞き手 そうですね。けい木さんのお客様みたいな方が増えてほしいですね。

兄 いや、ホントだよ。今日の件で”落語のお客様の方が品がある。うらやましいー。”て思っちゃったから。”漫才のお客様も素晴らしいです。”と個人的になりたい。ある意味、願いでもあるよ。



芸事だけで少しでも食べていきたいです。