見出し画像

諸子百家ZOOM 第3回 老子

これは12月26日の諸子百家ZOOMで編集したEvernoteの内容をざっとまとめたものです。

老子の思想を「余計なことをするな」と読むか「統治は見えないようにしろ」と読むか
君主の存在は否定していない→君主論的なものが老子の興味にない
太一は存在はしているが干渉できない
孔子は周代の礼儀作法を施行としているが老子は太一とか道を思考にしている
老子はぶち上げられない
老子をマキャヴェリを補完するような読みをしている?
人間が自然に寄り添うのか 人間になすべきことがあるのか

小さな王 王がどうするかはあえて言及せずに推察しろ
ノートン1世は王権の理想の一つだった
民衆の邪魔をしない

最後に老子を対比として読んでみると面白いかも
数千年間読み継がれているから周りのものと読むといいのかもしれない
今の自分達には読むのが難しいテキストなのかもしれない
金銀や地位に拘らない適材に足る君主が君主に相応しい=金銀や地位にこだわるからこそ没落する
人のものに手をつけないで自分の事業に専念せよ
多くもてば多く失う 王の財産は民の財産だから王は多くを持つな
多くを持たない王の統治が見えない統治

余談
王と政府の違い
政府は民主主義の産物だが王はそうでない
余計な金を使う王は滅びるが、金を使わない政府は選挙で負ける
老子は王の考え方で、孔子は政府の考え方なのでは?
金銭はバラバラだが統治は人類史共通
金中心の考え方はここ3、400年の考え方
金への研究は1000年経ってない

老子は読み違えがなさそうで解釈違いを許さない

どこを掘ればわからないからこそ集まって片っ端から掘ることに集まることの意義があるのではないか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?