今季JFAからJの舞台に移籍した遠野大弥選手とは

今シーズンにJFLのHondaFCから川崎に移籍し、福岡にレンタルとなった若い遠野選手。HondaFCといえば昨シーズンの天皇杯で浦和を倒し、ジャイアントキリングを起こしました。その試合で活躍していたのが遠野選手でした。おそらく、その試合をみて川崎は獲得を決めたのでしょう。



まだ21歳と若いため楽しみな選手ですが、まだどんな選手か知らない方も多いのではないでしょうか。そこでJ2の第1節と天皇杯、JFLのハイライトを見てどんな選手なのか見てきたのでプレースタイルや特徴などを紹介したいと思います。



1.経歴

簡単に経歴を紹介します。
藤枝明誠高校を卒業後、HondaFCに加入し1年目から試合に出場しJFLでは3年間で70試合23得点を記録。2019年には9得点で得点王になりました。


2.特徴

遠野選手の特徴は足下の技術の高さです。好むプレーとしてセカンドトップのようなかたちで、ボールに関わりながらチームを前に押し上げることがあります。
その足下の技術の高さで、ライン間でボールを受け細かいタッチでドリブルを始めます。また、細かいタッチだけでなくドリブルのコース取りも巧みで追いかけてくる相手選手の前に入ることでボールをとられないようにしています。J2第1節では遠野選手がドリブルで相手を引きつけて味方選手に良い形でパスを出すシーンが多々ありました。

ドリブルだけでなく、ゴールへの嗅覚も優れています。DFの間でボールを受け、寄せられる前に正確なシュートを打ちます。


3.ゴールシーン

遠野選手の特徴がでているシーンをJFLや天皇杯でのハイライト映像を使って紹介します。

スピードを活かし裏に抜け出した後、札幌のDFの前に入り冷静にループシュート。

ライン間で反転した瞬間にシュート。

折り返しの浮き球を抑えてシュート。


4.まとめ

遠野選手の一番の武器はゴールへの執着心と決定力です。常にゴールを狙っており、シュートを打てるタイミングを逃さずにゴールを決めます。また、ボールを受ける前のオフザボールの動きがすぐにシュートを打つことを可能にしています。
今回紹介したゴールシーンはほんの一部です。JFLのYouTubeチャンネルでは毎節ゴールハイライトが投稿されています。またデータベースサイトで遠野選手が得点した試合を確認できます。

Jリーグが開幕したら、遠野選手のドリブル、オフザボールの動き、シュートの上手さに注目です。

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