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居心地の良さは死守したい主義

これはバグなのか仕様なのか、と明確でない事について取り上げるのはどうだろうと思ったのですが、今回は記事にすることにしました。
題して「note怪談」とでもいいましょうか。

今からする話は、昨日あたしが体験した話なんですけどね。
noteのタイムラインに、見慣れないアカウントの記事が表示されているんですよ。
フォローもしてないアカウントなんで、うわーヤダなー、気持ち悪いなーと思いながら相手をブロックしちゃった。これで大丈夫だろうと思って、ページをリロードしましたよ。
んでー、また画面を見ますとね、いるんですよ、その記事。
自己紹介みたいなものだからnoteのおすすめでもないのに、何度リロードしてもスススーッとね、画面にでてきちゃう。
うわ~勘弁してくれ、ナンマイダブナンマイダブーて一心不乱にお経も唱えても、いつまでもいつまでも目に入っちゃう。えぇー何だこれ、嫌だなー嫌だなーって思っても、もうこれがnoteの仕様だよって言われるかもしれない。
あたしはもう堪らなくなって、バグであってくれーナンマイダブナンマイダブーと思いながら、記事を書いてたんですよ。
そうしたらね、運営からの声が聞こえた気がしたんですよ。
「あんたの記事もこうやって、他の人のタイムラインに出してあげるよ。ユーザーの目に入るよよかったね」、って。

何故かタイムラインから消えない記事の事を書いていたら、途中から頭の中で稲川淳二さんが語り始めたのでそれっぽくしてみました。慣れないパロディなので細かい部分はご愛敬。
実際にその記事は現在もタイムラインにおり、noteから仕様だよという告知もないので、いったい何なのか……という不気味さがあります。

〇〇が好きなら●●も好きだよね?」というオススメ機能は、通販サイトなどによくあり実際に役立つこともあります。
しかし、こうした仕様は「余計なお世話なんじゃあ!」(千鳥のノブさん風に)というユーザーの不満にも直結しかねないので、私は「しなくていいなあ」と思う派です。

ツイッターで「いいねしたツイートがフォロワーのタイムラインに流れていく」という仕様が実装された時、ものすごいヘイトの嵐でした。
リツイートはオフにする機能があるのに、いいねが強制的に流れるのがどうにもできず、仕方なく相手をブロックせざるを得ない場合もあったのです。
(特に、それまでいいねは「タイムラインに流さず個人が楽しむためのもの」という運用をしていた人が多く、肌色成分多めのあれやこれやが表示されてしまう……という悲劇も多発していました)

私はあまり「noteのおすすめ」を見に行きません。
単純にジャンルが違って興味がない場合もあれば、はつらつとして輝いてる人を見るには余裕がない精神状況のこともあったりするからです。胆振地震の時がまさにそうでした。

状況に応じてユーザーが「見る/見ない」を自ら決められる、それがSNSの居心地の良さに最低限必要なユーザビリティだと思います。
noteがつながる事を推奨するSNSだとは言え、それが「オフにできないおすすめ機能」で侵されてしまう事はして欲しくないな、と願うのです。

もし自分の記事が勝手に周囲に表示され、結果強制的に目に入ってしまった人の気分を害したりしたら、と考えるといたたまれなくなります。
身の回りに置いておきたい「素敵なもの」は自分で選びたい。それができないなら、もっと居心地のいい場所を求めて人は移動するでしょう。

「すみませんバグでした!」でこの状況が改善されるならそれでよし。
進展を見守りたく思います。

※2019.4.24追記
謎の記事、私がフォローしていたマガジンにその方の記事が追加されたので出てきていた、と分かりました。(アップデートでマガジン追加が表示されるようになったため)あー、ホッとしました!

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