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JPO合格体験記2(カバーレター)

割引あり

前回の記事では、JPO試験への応募書類のそれぞれの重要性について書きました。

今回は応募書類の一つであるカバーレターの書き方について書きたいと思います。

日本の就活では、履歴書や職務経歴書を提出することが多いですが、国際機関での就職活動では、応募するポジションに関連した説得力のあるカバーレターの提出が書類審査を突破する上で重要となります。

通常、国際機関の空席ポジションへの応募では、多ければ数百件以上の応募があることもあることもあり、採用担当者が全ての応募書類に目を通すことは難しいため、簡潔かつ説得力のあるカバーレターの作成が不可欠です。

JPO試験についても応募ポジションにおいてなぜ自分がベストの候補者であり、これまでの経験を活かしてどのように貢献できるかについてアピールできるようなカバーレターの作成が重要です。

日本国内での就職活動ではカバーレターを作成する機会はあまりないため、自分も含めて日本の組織に就職した人にとって、慣れないカバーレターを作成するのには多くの時間を要するかと思います。

以下、個人的なカバーレター作成経験や、前職での業務において様々なカバーレターを読んだ経験を踏まえつつ、カバーレターの作成において重要なポイントや具体的な書き方について記載したいと思います。

また、ご参考までに、実際に私が提出したカバーレターの例も共有させていただきます。

まずは、JPO試験に応募した際に私が気を付けた基本的な書き方について見ていきましょう。



1 長さ・フォーマット


まず長さとしては、JPO試験については、国際機関人事センターによって指定されているように、1ページに収まるように書く必要があります。

私は、レイアウトで余白を狭くすることで、なるべく多くの文字を記載できるように調整しました。

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