「ソウルフル・ワールド」は、なぜ今の時代にこそ見るべき作品なのか?

外出自粛やリモートワークによって、刺激の少ない・代わり映えのない生活になってしまったと感じている人は多いのではないでしょうか?

Disney+にて独占配信されている『ソウルフル・ワールド』は、そんな人にこそ見てほしい作品だと感じました。
※一部、ネタバレを含む可能性があるので、鑑賞予定の方は映画を見てから記事を読むことをおすすめします!

Twitterで誰かの感想を見かけたことがきっかけで、私はこの作品のことを知りました。それ以来どうしても映画が見たくなり、新たにDisney+を契約しました。(初月無料でお試しができます。)

■あらすじ(Disney+のサイトより)
『トイ・ストーリー4』『リメンバー・ミー』のディズニー&ピクサー史上“最も深い“感動の物語。
日常の中で<人生のきらめき>を見失っている全ての人へ贈る、”魂”を揺さぶるファンタジー・アドベンチャー!
https://disneyplus.disney.co.jp/program/soulfulworld.html


この作品のいいところ

まず、映像のきれいさにとても驚きました。ピクサーの作品はいくつも見ていますが、改めて映像技術の進化を感じました。

あとは、あっちの世界の表現の仕方がとてもおもしろいですね。メンターのキャラクターデザインも独特で、新しさが感じられます。それからなんと言っても、生まれる前のソウルのおチビちゃんたちが絶妙にかわいらしいかったです。

作品のメッセージ

ストーリーの中に『きらめき』という言葉が出てきます。

明確に定義されてはいないのですが、「生きがい」に近い意味だと推測されます。

映画の中には、ひらひら落ちくる落ち葉を、主人公が手でそっと受け止める場面が出てきます。主人公は、そのシーンを通じて『きらめき』に関する気付きを得ます。

自分は何のために生まれてきたのか?
人生の目的は?何がやりたい?
「生きる」にきらめきを与えられるのは、きっとそれだけではないはず。

これが本作品が伝えたかったメッセージなのではないかと、私は感じました。

今この一瞬を大切に生きる。
生活している一瞬一瞬に何を感じたのか、それを大切に積み重ねて生きていく。それが人生にきらめきを与えるのではないか。

本作品のメッセージは、マインドフルネスに通じるところがあると思いました。

最後に

緊急事態宣言など、普通に生活するにも何かと制限がかかる状態は、まだしばらくの間は続きそうです。

そんな時期だからこそ、普段と違う「何をしたか?」ではなく、普段の生活の中で「何をしたか?」に焦点をあて、その一瞬一瞬を改めて味わう。それが今の生活の幸福度を高める一つの手段だと感じました。

最近は家でご飯を作ることが多くなりました。
初めてカブの煮物を作ったのですが、おいしくできて、とても満足でした。
私の場合はそんなことなのですが、それくらい小さなことで十分なのだと思います。


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