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マレーシアのコタキナバルでキナバル山に登る🇲🇾

 2013年の事であるが、コタキナバルの思い出を回想する。
 マニラからLCCでコタキナバルへ向かうのは容易かった。フィリピンのパラワン諸島やミンダナオ島から海は挟むものの、コタキナバルのあるサバ州はマレーシアの北部であり地理的にも近い。フィリピンのOSWの玄関口にもなっており、文化的往来もあるようだ。

1 キナバルパーク

キナバルパーク、世界遺産である

 まずはコタキナバルから車で3時間、キナバルパークに向かう。ここからキナバル山を目指す。ちなみにコタキナバルのコタはマレー語で街という意味であり、マレー語圏にはコタ〜という都市がいくつも存在する。インドネシアのバリ島にあるkutaもその一例である。また、地理的関係からもキナバルのキナはチャイナの事を指すという説を信じている。

2 キナバル山へ 

登山レースの記録には日本人の名が。
ハイクを開始する
マイナスイオンを浴びながら
標高2000mくらいのベースキャンプ
翌朝の登頂を目指す
岩肌が見える

 標高が上がるのでその分気温も下がる。コタキナバル市街は30度だつたのに対し、ここは10度を切る。酸素濃度慣れをするためにも、ここで一泊する。そして南国でも山間部であれば長袖は必須である。
 辛いのは高山病、偏頭痛に苦しんだ。僕は薬を飲んで寝たら治った。特に三半規管が弱い方は市販の薬を携帯していくことをおすすめする。

夜中1時、登頂アタック開始
山頂でご来光を待つ。
日の出

 まだ20代前半だった僕は肺活量の訓練だと思い、飛ばして登山をした。人の少ないキナバル山4095mからの日の出は最高だった。山頂の岩肌は氷のように冷たかった。横にいた欧米人が空のペットボトルを敷くと良いと教えてくれた。

下山、北欧のような眺め
登頂者には証書が渡される

3 温泉

 なるべく早く下山し、コタキナバルに戻る道中で温泉に立ち寄る。マレーシアはイスラム文化なので水着必須である。

足湯で疲れを癒す。
ラフレシア

 ラフレシアを見つける。年間で数日しか開花しないため非常にラッキーである。東南アジアの開拓家ラッフルズにちなんで名付けられている。

4 テングザル

コタ・クライアスという川沿いのエリアでテングザルの観察をする。日暮れどきにリバークルーズを申し込み、テングザルウォッチをしてみる。

後ろ向き
群れ

 うまく撮影ができなかったが、ほぼ確実にテングザルが見れるツアーである。

5 まとめ

 コタキナバルは観光地としておすすめできる。自然はもとより、都心部はKKとして親しまれショッピングも楽しめる。紀伊國屋があり、日本の書籍も手に入り東南アジア在住の方にも勝手が良い。

おまけ

黒蜜チャイは甘くて美味しい。

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