環境がひとを伸ばすし、萎縮もさせる
毎週週末に収録している、華緒さんとわたしのコラボ配信。
先週の配信では、華緒さんのnoteから展開させて「ビジネストラウマ」についてトークしました。
▼stand.fm
▼note
そこで出てきた「心理的安心感」について、書いてみようと思います。
見守るだけで、子どもは育つ・・・大人も同じ?
先日、奥平亜美衣さんの「見守るだけで、子どもは育つ」という本を読みました。
亜美衣さんの考えでは、子育てでは、「生まれてきたときの赤ちゃんが持っていた喜びの状態」をいかに持続させてあげるか、が大切なのだそうです。
小さな子どもは、自分を否定していない状態。自分を愛し、信頼することができている状態です。
「自己肯定感」なんて概念は、大人になってからつくれるもの。
「将来への不安」 なんてものも、子どもにはないのです。
「○○しちゃダメ!」「○○しなさい!」と子どもをコントロールしようとするのは、不安を感じちゃってる大人の勝手でしかないのです・・・。
大人の仕事は、「子どもを見守る」こと。
お膝に乗って愛をチャージしたら、子どもは勝手にのびのびと成長していくのです。
4月に放送された、林修先生の「日曜日の初耳学」、「うっせえわ」で話題のシンガー・Adoさんがゲストだったのですが、
Adoさんが、ご両親に対して
プリンセスみたいに育てられた
って言われていたのが、すごく印象的でした。
やっぱり、信頼し、のびのびと見守ることが、個人を成長させるんだなぁと。すごく感動したのです。
それは、ある程度大人も一緒なのかなぁとわたしは思います。
環境が人を育てる
「できるよ!」って言われたらできる気になるし、
「ダメだなぁ!」って言われたらダメな気になる・・・。
これは、大人も子どもも一緒だと思うのです。
私は訳あって、一時期、とある会社の事務仕事をお手伝いすることがあったのですが、その時は最悪でした。
自己肯定感下がりまくりです(笑)
だって、向いてないんだもん!
年下の事務作業がめっちゃ得意な女の子にいつも叱られてました。
大木さん、全然ダメですっ!!!!
って・・・(^^;
みるみる、わたしってダメだなぁ・・・が増幅されていきました。
これではイカンと思い、すぐにそのお手伝いを辞め、同じ会社のブログの更新のお手伝いをしたのですが、そこでは
大木さん、すごーーい!!!!
になりました。
例の事務の女の子にも褒められました(笑)
そういうことなんですよね。
自分が生きる環境だと、のびのびできるし
その逆だと苦しい一方なんです。
この頃は、わたしは既に「事務、超苦手」「クリエイティブなことが得意」って気づいてたからまだよかったのですが、自分の得意がまだ分からない新入社員とかだったら…
合わない場所に置かれて、お叱りを受けると、かなりキツイですよね。
こういう時、じーっと見守ってくれて、適性を伸ばしてくれる大人がいることってすごーく大切だと思います。
もちろん、めちゃくちゃな大人に揉まれるのもこれまた経験にはなりますが。
そして、若い頃は、まずは与えられた仕事を全力でこなすことも大切だとは思うのですが…
体調崩すほど我慢しなくてもよい、トラウマを生み出すほどやらなくてもいいって思うのです。
自分軸で生きるとは?
前回のnoteでもご紹介したのですが、服部みれいさんから言っていただいた言葉を再度染み込ませてみます。
まだ他人軸な部分があるんじゃないかな?
自分軸にすると、絶対間に合うと思うよ。
これ、本当にそうなんです。
まだまだわたしは他人軸。
自分軸で生きられない理由、実はビジネストラウマにもヒントがあるなぁって思いました。
過去のトラウマから、見えない誰かに萎縮しちゃってるんですよね。
萎縮しちゃうと、その場から動けなくなる。
間違いを繰り返してしまう。
萎縮って、本来の自分を殺す行為です。
今のわたしには、萎縮させる存在なんていません。
そもそも、誰も人の人生をコントロールなんてできないし
萎縮させられる権利なんてない。
元からそんな存在はいなかった。
自分を縛っていたのは、自分なんだなーって。
今なら、そう思えます。
まだまだリハビリ中なので、他人軸なところがありますが、すこーしずつ自分軸に戻していくぞ。
あたたかく見守ってくださいね。
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