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なんだ大掃除って。”大(おお)”の定義を教えろよ。

もうあと2日程で2023年が終わる。
早すぎる。嘘だと思いたい。
こちとらまだ令和にすらなっとらんぞ。感覚が。

それはさておき、年末といえば大掃除をするというのがこの国の風習らしい。なんだ大掃除って。私からしたら全ての掃除が大掃除だよ。前にも物事の殆どが面倒に感じるという話を書いたが、当然掃除なんか面倒臭さの極みである。

ゴミを分別する、床を掃いたり水回りを綺麗にしたりする、物を片付ける、場合によっては捨てたりする、窓も拭かなきゃいけないし、普段目にしない棚の上などの埃も拭き取らなければならない。

面倒臭え!!!!

大掃除っていうレベルじゃねぇだろ。
巨(きょ)掃除だろ。これからは巨掃除と名乗れ。お前は。

大体、どこからどこまでしたら大掃除になるんだ。
私だってしたくもない掃除を頑張ってるんだよ。それだけで大掃除だろ。

そもそもは神社仏閣の煤払いが由来らしいが、うちはそんな神聖な場所じゃねぇ。せいぜいただの賃貸マンションだよ。
と思ったけど賃貸マンションなら綺麗にせなあかんやんけ。

ちくしょう。結局「部屋を掃除しなきゃいけない」という宿命からは逃れられないのか。面倒くさい。床だけじゃなく水回りとか棚の上とかも掃除してくれるルンバをくれ。なんなら洗濯や料理もしてくれ。

あれだな、結局はオタクが憧れる主人に忠実なメイドロボが理想なのかもしれん。そうなれば掃除や片付けに苛まれることもないし、確かに私も「マスター」とか呼ばれてみたいもん。

「マスター、この『漆黒の聖職者〜ダークネス・ディヴァイン〜』と書かれたノートはなんでしょうか? 見た所ただの学習帳のようですが」
「お、お前どこから……それは中学の時の……」
「俺は影の暗殺者、人呼んで漆黒の……」
「わー! やめろ!」
「何かの設定資料のようですね」
「か、勘弁してくれ〜〜〜〜」
(カットが変わり、家がボヨヨンと揺れ続け暗転。そしてEDへ)

みたいな事をしてみたいもん。
大掃除への文句を言うつもりがオタクのキモい願望になっちゃった。

こんな事を書いてても部屋は綺麗にならないので、とっとと年内に終わらすか……。



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