BUMP OF CHICKENは青春だよ。それは今でもそうだよ。
今からBUMP OF CHICKENが福岡でのライブの際に訪れたもつ鍋屋に会社のBUMPファンと一緒に聖地巡礼と称して行ってくる。
自己紹介記事とかでも一切触れていなかったが、私はBUMP OF CHICKENが大好きだ(サムネはaurora arkのライブの時のやつ)。思春期の青春でもあり、アルバムとしては「jupiter」「ユグドラシル」「orbital period」辺りにかなり思い入れがある。
折角なので自分のBUMP歴などを買いていこうと思う。
天体観測がヒットした頃から知っていたが、当時音楽というものにあまり興味がなかった小学生だったのでそういうバンドがいる程度の認識だった。
どハマりしたのは中学3年生からだ。
何かのきっかけで天体観測を改めて聴く機会があり、めっちゃいいじゃんと思ってそこから過去のシングルやアルバムを漁っている内に滅茶苦茶好きになっていた。
因みに初めて買ったBUMPのCDは「涙のふるさと」で、PVに出ていた堀北真希がとんでもなく可愛かった。
B面の「真っ赤な空を見ただろうか」のトラックが終了したのち、何故か空白の時間が何分も続いて恐怖を感じた。そのまま待っていると「おるすばん」という曲が流れてきてびっくらこいて、そこで隠しトラックの存在を知った。
(因みに数ヶ月後何かの折にCDケースを分解したら歌詞カードが出ることも知った)
丁度そのタイミングで、かの名盤「ユグドラシル」収録の名曲「ギルド」を原作に制作された映像作品「人形劇ギルド」もリリースされており、BUMP好きの友人達で鑑賞を行ったりしていた。
後に5thアルバム「orbital period」が発売され、狂うほど聴きまくった。
隠しトラック「BELIEVE」のやり取りは今でも空で再現出来る。
因みに当時はサブスクも何もなく、ガラケーのサービス(レコチョクとかね。懐かしいね。)で提供されている限られた曲しか気軽に聴けなかった(CDプレイヤーにCDをセットして聴くか、MDに取り込んで聴くか、PCがあればUSBタイプのMP3プレイヤーに取り込むぐらいしかなかった)ので、気軽に聴ける手段がガラケーぐらいしかなかった私はラジカセにCDをセットし、可能な限り音量を上げてガラケーの録音機能を使い曲を収録し、いつでも聴けるように工夫していた。
数年の時が経ち、「BUMP OF CHICKEN GOLD GLIDER TOUR 2012」にてようやくライブに参戦することになる。とんでもなく良かった。
テンション最高潮で飛び跳ねまくり、一緒にきた友人にドン引きされる程盛り上がっていた。
次のライブは「BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 "BFLY"」だ。
これも信じられないくらい楽しくて、ニヤニヤしながら会場を後にした事を覚えている。
そんで次は「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark」。
福岡でのライブが当たらなかったので、ダメ元でアルバム特典の東京ドーム公演のチケット抽選に応募したら見事に当選してしまった。
最高だった。同じ事しか言っていないが最高だった。
そして今年2月。
「BUMP OF CHICKEN TOUR 2023 be there」に参戦。
ライブの最後に藤くんが皆に告げていた
「いつどこで何が起こるか分からない。ひょっとしたらこの公演が最後になる人もいるかもしれない。だから、また会いに来てください。僕たちも、会いに来ますから」という言葉に本当に感動した。
この言葉は後生胸にしまって生きていくんだと思う。
たまにBUMPの曲で一番好きなのはと聞かれる事がある。
決められる訳ねーだろ。強いて言えば全部一番だよ。
こういう質問はBUMPに限らずどんなものに対してもあるものだとは思うが、熱狂的なファンに対してのこういう問答で即座に一番を答えられた人を見た事がない。愚問だろ。
強いていうなら、思い入れという点でアルバム準拠且つ掻い摘んで羅列すると
アルエ
リトルブレイバー
バトルクライ
Ever lasting lie
K
グロリアスレボリューション
ランプ
天体観測
Stage of the ground
ハルジオン
Title of mine
ギルド
ロストマン
supernova
カルマ
embrace
太陽
涙のふるさと
才悩人応援歌
ひとりごと
ラフ・メイカー
彼女と星の椅子
ホリデイ
真っ赤な空を見ただろうか
東京讃歌
プレゼント
R.I.P
HAPPY
透明飛行船
モーターサイクル
イノセント
firefly
ray
虹を待つ人
ゼロ
宝石になった日
コロニー
パレード
大我慢大会
月虹
アリア
話がしたいよ
新世界
流れ星の正体
おい!!!
掻い摘んでも無理だよこれ!!!!
これだけ好きなバンドで好きな曲が沢山あるんだ。
とても一番なんて決めきれない。
ひょっとしたらファンの方の中には即座にこれ!と答えられる人もいるのかもしれない。それはそれでとても素晴らしい事だ。寧ろ羨ましくも思う。
BUMPの何が良いって、丁度欲しい時に丁度欲しい言葉をくれるんだ。
それがとても励みになり、とても勇気が出る。
前述の思い入れのあるアルバムは、丁度思春期というのもあって熱中していたが、「COSMONAUT」以降は落ち着いて聴くようになっていた。
しかし数年前にたまたま「モーターサイクル」を改めて歌詞の意味を含めて聴き込む機会があり、情緒がめちゃくちゃになり号泣してしまった事がある。
なんというか、30代を超えて「COSMONAUT」を聴き返してみると、このアルバムはこんなにもかと言うぐらい「生きるという行為を後押ししてくれる」曲が詰まっていたのかと気付いた。
そもそもこのアルバムがリリースされたのがメンバーが31歳の頃で、その位の年齢の時に聴き直すとその歌詞の意味がこのアルバムを買った当時の自分より信じられないくらい刺さったのだ。
「COSMONAUT」より10年前くらいは「生きていく意味を失くした時 自分の価値を忘れた時」と自分自身について苛む様を歌っていたのに、10年経つと「生まれたらどうか生き抜いて」と他者に対して懇願とも捉えられるメッセージを伝えている。
さらに言うと「COSMONAUT」より10年程経てば「ベイビーアイラブユーだぜ」とまで歌っている。
なんか、BUMPと共に年齢を重ねているんだなぁと感じる。
もう数年したらrayをリリースした年齢と同じ位になるので、自分の人生について「生きるのは最高だ」と感じているのかもしれない。
そう思える日を願って、私は今でもBUMP OF CHICKENの曲を聴き続けている。
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