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be the 嫌われるジジイ

相変わらず老いを恐れる毎日ではあるが、生きる上で避けられない事象にあーだこーだ言っていても仕方がない。
いずれはジジイになる事を受け入れなければならない。

どういう老後を過ごすかとか、どういう老人になりたいとか、理想の老人像を掲げている方もいると思うが、私としては「嫌われるジジイ」にならねばと思っている。

昨今では現役世代の負担や高齢者の優遇など社会問題になっている事が多いが、個人的にはより若い人々に恩恵が与えられるような社会が望ましいと思っている。

将来家庭を持つかは知らんが、仮に孫などにも恵まれた場合を考えると「おじいちゃん死なないで」とか言われたら気を遣って死ににくくなっちゃいそう。早よ楽にさせてくれ。
これが好かれるジジイの難点であり、余計に生きてしまうんじゃないかという懸念でもある。
例え将来寝たきりになったとしても、延命治療などせずに楽にしてほしいぜ。

これが嫌われるジジイだと、同じ状況でも「早よくたばれ」「寧ろ金よこせよ」「穀潰しが」など憎悪のオンパレードとなる。
(これ一応保身の為に説明しときますけど、私自身がご高齢の方に対して思ってる訳じゃないっすからね。マジで。)

まぁ何を伝えたいかと言うと、私みたいなジジイの命を伸ばすより、その金をもっと自分や社会の為に使うべきだろと思っている。

しかし問題が一つあって、どういう嫌われ方が望ましいのだろうと考えている。俗に言う老害にはなりたくない。
かといって孫に会う度常に説教をかますのは嫌だなぁ。
やっぱ奇行に走るのが手っ取り早いか。

孫に会う度に「ファブリーズ食べる? ファブリーズ食べる?」と迫ったり近所の公民館に火を点けた爆竹を咥えたまま突入したり常に耳にトリカブト差した状態で日常を過ごしていればこいつ早く死んでくれないかなって思われるんじゃなかろうか。

いや、書きながら思ったけどこれ嫌われるジジイというより今この場で書けない表現になっちゃうな。

どうやって嫌われるかはこの先30年くらいかけて考えていくことにしよう。

柄にもなく半分真面目な事を書いてしまったが、是非皆さんも嫌われるジジイやババアを目指して見て欲しい。

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