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宇多田ヒカルのライブに行ってきた

チケット当選した姉から誘われ、マリンメッセ福岡にやってきた。
初のオールタイムベストアルバム「SCIENCE FICTION」の発売にちなんで開催された本日のライブは、実に6年振りとなるツアーの初日公演になるらしい。

ここに来たのは去年のバンプのライブ以来だろうか。
相変わらず地下鉄からだと向かいにくい立地だ。

マリンメッセはA館とB館に別れており、今回はA館が会場となっている。

B館の方はというと、

なんとB'zの稲葉浩志がライブを行っていたという。しかも開場も開演も同時刻。
宇多田ヒカルと稲葉浩志が並ぶというMステのスペシャルみたいな状況に思わず笑ってしまいながらも、「帰りめっちゃ混むやん……」と帰路の心配をしてしまう。

だが、心配事はそれだけではない。
恥ずかしながら宇多田ヒカルの曲は有名なものしか知らないので、セトリ予想とかを中心に色々と予習はしてきた。
ベストアルバム由来のライブなので、多分大丈夫とは思うが知らない曲ばかりだったらどうしよう……と思っていたものの、

予想以上にめちゃくちゃ楽しかった。


すげぇよヒッキー。聴きたいやつ全部歌ってくれるじゃん。

会場アナウンスから「後日来場されるお客様にもお楽しみ頂きたい為、終演後に演出やセットリストなどをSNS等で公開するのはお控え下さい」とお達しされていたのでどんな曲を歌ってくれたのかは詳しく書けないが、それでも誰もが知る名曲ばかり歌ってくれたので何となく想像して頂ければと思う。

なので抽象的な表現の感想しか述べれないんだが、なんというか、アメリカンなショー・ステージを眺めている様だった。バックバンドのメンツもほぼ外国人ミュージシャンで構成され、最低限のセットで最高級のパフォーマンスを行なっている。本人の衣装も相まって、テレビとかで偶に流れてくる様な海外アーティストのライブみたいな様相を感じた。ニューヨーカーたる所以が如実に反映されているような、そんなライブ。

ただ一つ驚いたのが、公演中もスマホでの撮影が許可されていたという事。
ステージの中央で歌姫が熱唱しているにも関わらず、当たり前かのようにスマホを向けてノリノリになっている人たちにカルチャーギャップのような衝撃を受けてしまった。

本人や運営が良いならそれで良いと思うんだが、どうしても個人的には抵抗があったんだよなぁ。MCの合間とかにパパッと写真撮るぐらいならまだしも、人が歌っているのにスマホを向けるなんて、とどうしても思ってしまった。
まぁ皆が楽しければ問題ないんだろう。
私個人がどうこう文句を言っていい話でもない。

因みに姉と私は感覚が似ているので、姉もあんまり良い気持ちはしてないだろうなぁと思って横を向いたら思っくそ撮影してて笑いそうになったっていうね。
そこは郷に従うんかい。

まぁそんな感じでとても良いライブだった。
ツアーは明日の福岡公演二日目を終えた後、愛知・埼玉・宮城・東京・大阪・神奈川、そして海を越えて台北と香港でも公演が行われていくらしい。
色んな人に楽しんで欲しいな。

陰ながら応援しておりまっせ、ヒッキー。

おわり。


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