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睡眠のシステムが偶に怖く感じるよ
睡眠は大事だ。
かの水木しげる氏も、
(睡眠をとっていないと話す手塚治虫氏、石ノ森章太郎氏に対して)
自分はどんなに忙しくても十時間は寝ています
アンタら睡眠をバカにしちゃあいけませんヨ
眠っている時間分だけ長生きするんです
幸せなんかも”睡眠力”から湧いてくる
”睡眠力”こそが全ての源です!!
と豪語されていた。
それはそうである。
どんな生物も休息を取らなければ活動に支障をきたし、最悪寿命だって縮まっていくであろう。睡眠は身体を短時間で回復させる合理的な生理機能の一つであり、生きていく為には必要不可欠なものだ。
ただ、私は寝付きがドチャクソ悪い。
あまりにも眠れない夜が多いので学生時代から睡眠薬を常用していた。
眠れない人間からすると、眠りにつくまでの時間が長ければ長いほど不安が増す。翌日も学校や仕事なのに「寝れね〜〜〜〜」みたいな焦りも出てきて、余計眠れなくなる。
なんとなく目を瞑っている内に眠りはするのだが、目を閉じている間は色んな考え事をしてしまうものなので、たまにふとこういう考えがわいてくる。
「気付かぬ内に意識を失って、次の日の朝自然と目が醒めるの怖くね?」
睡眠というシステムが生命活動の中で当たり前のように作用しているから、日常的にはそんなことに違和感を覚える人は多くないと思う。
ただ、それはルーティンの中で当たり前のものと認識しているだけであって、眠りについたその後に必ず目が醒める保証なんてどこにもないのだ。
そう考えると睡眠する事自体に恐怖を覚える。
ひょっとしたらこのまま目が覚めないかもしれない。
そんな事を考え出したらキリがないし、余計眠れなくなるのは重々理解しているのだが。
なんか身体が睡眠を行なっている内に精神が肉体から離脱して、俯瞰的に身体を眺めながら起きるのを待つ事ができたらそういう恐怖も和らぐのにな、と最近は考えている。なんか無呼吸症候群やら身体の異常の早期発見にも繋がりそうだし。
でも自分の寝言を聞くのは嫌だな。
よくある睡眠記録アプリで録音とかもできるらしいけど、無意識の内に自分が何言ってるか怖くて聞けない。
あと自分の声を聞くのも嫌だ。
なんで骨伝導を介さない自分の声ってあんなに不快に感じるんだろうね。
逆にいうと普段自分が発声して自分で聞いている声をもし他人に聞かせる事ができたなら、その人もその声を気持ち悪く感じるんだろうな。
話が逸れてしまったけどこれからも睡眠に対して向き合って行かなきゃいけないんだろうなという話。
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