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日本100名城をマンションポエム風に表現 に挑む⑤「会津若松城」

室町時代に創建された「鶴ケ城」は、700年近い歴史を持つ日本100名城のひとつ。「会津若松城」という呼び名でも親しまれています。

会津の歴史を今に伝える古城ですが、近年に外壁や瓦などが大々的に修復され、現在は立派に化粧直しされた天守をみることができますよ。

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そんな会津若松のシンボルに「マンションポエム風キャッチコピー」を冠していこうというネタ企画です。その前に、会津若松城の基本情報を簡単にインプット。

会津若松城について

創建当初は城と呼べるほどの大規模なものではなく、ただ住まうだけの館同然の形態だったようです。もちろん天守のような立派な構えなどはありませんでした。

現在のように天守を持つ構造となったのは、戦国時代、豊臣秀吉の命で蒲生氏郷が城主となってからです。氏郷による大々的な拡張工事の結果、会津若松城は立派な七重の天守を持つ城に変貌を遂げました。関ケ原の合戦では、会津若松城を拠点とする上杉勢が、兵力と戦備を整え家康軍の後背を突くくらいの勢いを見せたこともありました。

江戸時代に入ると、3代将軍徳川家光の異母弟・保科正光が城主に着任。「ならぬものはならぬ」などの"会津家訓十五か条"で有名な人物ですね。保科は家臣たちに対し、徳川将軍家への忠誠を第一義に考え行動することを徹底させました。幕末における、会津藩の幕府に対する固い忠誠は、初代藩主保科正之の教えが200年以上にわたって受け継がれた証でもあります。

そんな歴史を持つ会津若松城に、マンションポエムのような神々しい輝きのコピーをつけて、最大限の賛辞を送ってみましょう。

純白の忠義が 荘厳に燃える

会津の徳川家に対する忠誠心には一点の曇りもなかったといえましょう。しかも太陽のような熱量で、激しく、厳かです。

会津の誇り 100万年後の桜とともに

散っても翌年にはきれいに咲き誇る桜の樹。敗れたとはいえ、会津の魂も立派によみがえって今に花を咲かせています。

燃える忠魂 光る至誠

近年屋根の吹き替え工事があり、もとの赤瓦になった会津若松城。外壁も復元工事により真っ白な装いに変貌。紅葉とのコントラストもいいですね。

誇りで固められし防塁 死して咲かすは忠義の花

会津の誇りも忠義の精神も、永遠に輝き続けます。

忠烈を宿す 微笑の城

将軍補佐を大義とし、最後まで反政府の象徴的存在だった会津藩。そんな激しい精神を宿したお城も、現在は可憐な紫陽花をめでる父親のようなやさしい佇まい。


会津若松城は歴史エピソードの宝庫で、魅力がつきません。とくにこの地を舞台に壮烈で尊い戦いを繰り広げた白虎隊や新選組の話には胸を打たれる! そんな歴史と今の会津若松城の姿を重ねると、やっぱり感慨深いものが胸に押し寄せてきますね~。



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