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人生での5つの大きな転換期〜35歳から42歳
知的であり前向きで、意識的に上昇しようと生きている人の人生では、5つの大きな変換期、成長の機会があると秘教心理学では言われ、「5つの危機点」と表現されています。
1 肉体の占有。これは4歳から7歳までに起こり、それまでオーバーシャドーしていた魂が肉体を占領する
2 魂がアストラル体を占有する思春期に起こる危機。この危機は一般の人々には認識されておらず、一般の心理学者も、一時的に現れる異常として漠然と感じているだけである。彼らはその原因には気づいておらず、結果しか認識していない
3 メンタル体が占有される21歳から25歳の間に起こる同様の危機。このとき、人間はエゴの影響力に反応し始めるはずである。進歩した人間の場合は、しばしばそのようになる
4 35歳から42歳までに起こる危機。この時期に魂との意識的な接触が確立され、三重のパーソナリティーは、1つの単位として、魂の衝動に反応し始める。
5 生涯の残りの年月、魂とその媒体はますます強く関係付けられ、56歳から63歳の間に起こるもう1つの危機へと導かれるはずである。その人間の将来での有益性は、そして魂がこの媒体を老年に向けて使用し続けるか、もしくは内在する実態が徐々に撤退するかは、この危機によって決まる。
今、探求しているのは、秘教心理学第2巻(上)です
これまで、1つのステージごとに人生での大きな転換期を辿ってみてきました。
今回は、35歳から42歳のフェーズです
4 35歳から42歳までに起こる危機。この時期に魂との意識的な接触が確立され、三重のパーソナリティーは、1つの単位として、魂の衝動に反応し始める。
「35〜42歳の間に、魂との意識的な接触が確立される」
魂の声は、この世に誕生した時からずっと私たちの中で響いています。
ただ、その声をキャッチできるかどうかは、その人自身の意識の成長度合いによります。
自分自身のパーソナリティの声や、周囲の声、世の中の声ばかりが聞こえて、それに応えて生きるという人生も、私たちの転生のプロセスとしてあります。
それは悪いことではなく、意識的な成長のために必要な体験なので、それを十二分に生きていいと思います。が、
本来の生き方である、魂の目的を生きることに、いつかは必ず移行していくのが人間です。なぜなら、魂の使命を生きることが私たちの転生の目的だからです。
幼少の頃から魂の声に反応できる人もいますが、それは、特別な少数の人々。
ある程度知的であり前向きで、意識的に上昇しようと生きている人の人生では、35-42歳に魂の声を意識的に聞けるようになると書かれています。
「三重のパーソナリティーは、1つの単位として、魂の衝動に反応し始める。」
三重のパーソナリティーとは、私たちの人格を構成している「肉体・エーテル体」「アストラル体」「メンタル体」のことです。
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未発達な意識の持ち主は、この3つの体がバラバラに機能しています。
例えば、「言っていることと、やってることが違う」「頭では理解できるが、感情では理解できない(この反対も然り)」という現象はよく見られることです。
ただ、ここで秘教心理学的なポイントですが、
そういう人がいても、そんな自分であっても、裁かないということが成長に必要です。
裁くことで、私たちの内側はバラバラになり、身体・感情・思考が統合され1つの単位で働くことができなくなるからです。
1つの単位として働かなければ、魂の目的を生きることはできないでしょう。
車のハンドルとブレーキやアクセル、タイヤが、車が動くように繋がっておらず、バラバラに車体にあるだけとしたら、車の運転はできないことと同じです。
思い返してみると、私の人生にも同じようなことが起こりました。
私は31歳で、あん摩マッサージ指圧師の専門学校に通い始めました。
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