見出し画像

【無料】アナカラーブレイキングダウン【CS優勝&準優勝&3位獲得】

はじめまして。
アナカラーを愛し、CSではアナカラーのミッドレンジデッキばかり使う
しょうゆニキ(@lavi_inunulalaf)と申します。

愛知県でCSに出ている弱小プレイヤーです。
(過去CS成績は 優勝3回 準優勝3回 3位1回)

こんな弱い私ですが最近あるデッキを使うことで
非常に高いアベレージを叩き出しています。

そのデッキこそが

アナカラーブレイキングダウンです。

直近の戦績
1月15日 第13回ブックオフ西友岡崎CS(アドバンス)優勝

同じリストを使用された方も埼玉県のCSにて優勝という結果を残しています。
再現性は非常に高いと思います。

1月21日 第9回大宮GiGAダークネスcs 優勝

1月6日 アドナイト CS 3位(オリジナル)
オリジナル版の構築については別途乗せます。

12月18日 193大須店 CS 準優勝(アドバンス)

11月18日 アドフェイスナイトCS  BEST8(アドバンス)

今回は私にとって初めてのnoteです。
多くの人に使っていただきたいので、
全文無料にて公開します。
投げ銭などいただけたら励みになります。

投げ銭はデュエマ1パック分で設定させていただきました。

1.環境考察とデッキ制作の経緯

群雄割拠のアドバンスフォーマット。
デッキは多岐に渡ります。
ガイアッシュ覇道
グラスパー
オービーメイカー
零龍を絡めたワンショットデッキ
赤青アポロ
青単タマシード
赤黒マゲ
赤単

などなどです。
そこで気づいたことがあるのです。

あれ、メタカード1枚で詰むデッキ多くない?

なんならウケ薄いデッキ多くない?

筆者に自ずとアナカラーによるメタビートという構想が降りてきました。

例えば、ガイアッシュ覇道やグラスパーは初動の動きをブーストに依存しています。ニンギョを立てれば4〜5ターンはもらえます。

ブーストに初動を依存するデッキなら5ターン程度は時間を貰える。


オービーメイカーや赤単は
ブランドやオービーメイカーなどフィニッシャーを高マナコストのクリーチャーに依存しているため、キャディ・ビートルが刺さります。

高コスト帯を許さない。これ1枚で詰ませられるデッキが多い。

赤青アポロは”侵略”という踏み倒し行為がメインです。
零龍系のデッキはザロストの踏み倒しで頭数を稼ぎます。
当然オニカマスが刺さります。

相手の踏み倒しを許さない。

そしてアドバンスといえば、このカード。
とこしえの超人。
GR召喚や超次元ゾーン、墓地・マナからの召喚を全てとめてくれます。

アンフェアを許さない、アドバンス最強のメタカード

ニンギョ、キャディ、オニカマス、とこしえそれぞれのカードを立てるだけで
3〜5ターンほど猶予がもらえる、なんなら詰んでしまうデッキが多い。

ならば、それらのメタカードを立てながら殴るデッキが強そう。
環境的にはウケはそこまで硬くないから打点を生成してしまえばいい。

そう1枚フィニッシュ打点を作ればいい。

こいつだ!!CRYMAX ジャオウガ!

1枚でジャスキルを作ってくれる言わずと知れた壊れカード

メタカードを並べて、マナを伸ばし、ジャオウガでフィニッシュする。
そんな動きが強いのではないかという仮説から
アナカラーブレイキングダウンは生まれました。
そしてメタカードを入れ替えることでオリジナルフォーマットでも戦えることがわかりました。
(オリジナルは番外編で紹介します)

2.なぜブレイキングダウンなのか(最強ムーブ)

なんでアナカラー”ブレイキングダウン”なのか?
結論から申し上げると筆者がブレキングダウンの大ファンだからです。
ブレイキングダウンとは喧嘩自慢などの素人同士(最近はプロの格闘家も参戦)がリングに上がり、1分間という短い時間で戦う、
youtubeの人気格闘エンタメコンテンツです。
(ここではあえて、”格闘技”とは表記しないでおく)

無理矢理にでもデッキの命名理由を2点に分けてまとめてみました。

1分間で素人が拳を交わし合う人気コンテンツ

①なんだかんだ殴るデッキだから

このデッキはクリーチャーしか採用されていません。
まさに純度100%のファイターで構成されたデッキと言ます。
さらにこのデッキのキルターンは4〜5と非常に早い。
短期決戦という点も本家ブレキングダウンを彷彿させます。

②4キル実現の最強ムーブ”ブレイキングダウン”

このデッキにはある最強ムーブが存在します。
それは5マナ溜まった時に
エスメル、ステップル、デドダム+母なる星域を唱えることで
CRYMAX ジャオウガを引っ張り出す動きです。
(筆者はこのムーブを”ブレイキングダウン”と呼んでいる)
これがこのデッキの4キルを可能にしています。

母なる星域でマナのジャオウガを引っ張り出す。

星域ジャオウガの動きは非常に強力で、
相手がまだジャオウガは出ないだろうと
4マナ時に安心してターンを返した時に、奇襲をかけ、相手の想定を覆すことができます。
また、ジャオウガを早期着地する以外にも
マナにジャオウガを置いておけば、幻緑の双月は
5枚目、6枚目のジャオウガとして機能します。

3.禁断の採用理由(確率50%の壁を超えて)

文頭に貼った優勝時の構築を見ていただけると
禁断の採用がされていることに疑問を抱く方が多いかと思います。

直接、禁断を剥がす火のコマンドはアナカラーブレイキングダウンには採用されていません。
禁断の採用理由は以下2点です。

①メタクリの2ターンドロー率が50%を超えるため。

第1章でも説明した通り、
このデッキの勝率は2ターン目にメタクリーチャーを出せるかどうかに掛かっています。
メタクリーチャーを立てられないと、パワー負けしてしまうのです。
(メンデルの2ブーストや最速オービーメイカーの着地など)
4投しているニンギョ、キャディ、オニカマス、とこしえの超人などの
メタクリーチャーを引く確率なのですが
(6枚目をドローする確率で計算しています)

40枚デッキの場合ー49.3%
39枚デッキの場合ー50.2%

理論上では、デッキを39枚に圧縮することで、
必要なメタクリーチャーを2分の1以上の確率で、2ターン目まで立てることができるのです。

②テック団ケアのため

ジャオウガ以外のカードを小型に頼るこのデッキは
テック団の波壊GOが非常に重いです。
禁断を入れることで、テック団を防ぎます。

4.デッキレシピと採用理由

Ⅰ プロトタイプ
 11月10日作成

初期は禁断が入っていませんでした。

ニンギョ、キャディ、とこしえは4投
赤単とケンジを見るために警官を採用
赤青ギャラクシーが一定いたので牽制のためにガイアッシュを採用。


ⅱ アドフェイズナイトCS 使用リスト【ベスト8】(11月18日)

ここでデッキ圧縮のために禁断が採用された。

メタクリを引く確率を増やすために禁断を採用。
警官は抜いてアポロを見るためにカマスを増量。


ⅲ 193大須店 CS 使用リスト 【準優勝】(12月18日)

デッドダムドが抜けてジルコンを増量

赤青アポロが流行していたため、
オニカマスを4投&ガイアッシュで蓋をする。
予選本戦共に赤青アポロは全勝しました。


ⅳ 第13回ブックオフ西友岡崎CS使用リスト【優勝】(1月15日)

グランギニョールを採用

このリストではガイアッシュの枠にグランギニョールを採用しています。
理由としては2点

①アポロ対面への勝率を上げるため
愛知はアポロ使いが多いと見ているのですが、上手いプレイヤーはカチコミ入道で刻んだり、事前にマニフェストなどの打点を用意し、アポロ+1打点で突っ込んできます。
蓋をできるガイアッシュより、受けを増量する方が強いと考えました。
また、超次元からレッドゾーンXを侵略すれば、マイナス効果と合わせて2面処理ができます。

ギニョールに乗る。面処理の動きが強い。

②cipクリーチャーを使い回すため
アナカラーブレイキングダウンはジャオウガを着地するまでに2回は
ブーストしておきたいデッキです。
ブーストカードは10枚採用しているのですが
2枚目以降が引けないことが多いのです。
グランギニョールのバウンス対象は自分も選べます。
バウンス効果で、デドダムやエスメルを使い回す動きが超強力です。
もちろん、デッキを掘る能力を使う選択肢もあります。

掘っても使いまわしても良し。めちゃ器用。

上記の構築で、ブックオフ西友岡崎CSでは決勝を除いて全勝しております。
参考までに対面とその情報を掲載しておきます。
”ブレイキングダウン”がいかに決まるかがわかると思います。

予選

予選はほぼブレイキングダウンで勝ち。

本戦

こちらもブレイキングダウンが決まりまくってます。

5.採用カードについて

ブレイキングダウンという用語がよく出てくるのでここで
改めて解説しておきます。

4キル実現の最強ムーブ”ブレイキングダウン”
このデッキには最強ムーブが存在します。
それは5マナ溜まった時にエスメル、ステップル、デドダム+母なる星域を唱えることでCRYMAXジャオウガを引っ張り出す動きです。
(筆者はこのムーブを”ブレイキングダウン”と呼んでいる)
この動きがこのデッキの4キルを可能にしています。

デッキの採用カードにあたり下記の採用理由は割愛します。
1章で紹介した
ニンギョ、キャディ・ビートル、とこしえの超人、CRYMAXジャオウガ
2章で紹介した
幻緑の双月/母なる星域
3章で紹介した
禁断
4章で紹介した
グランギニョール


・天災デドダム4枚


強い。言うことなし。

アナカラーである理由がここにあります。
そして引っ張ってきた3枚に
ジャオウガ、幻緑の双月が含まれていた場合、
このカード1枚でブレイキングダウンが可能になります。


・天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」4枚

初動&アポロの受けにも

このデッキの核となるカードです。
エスメルのシールドをマナに送る効果は
ジャオウガでのフィニッシュを想定したデッキなので
デメリットはありません。
更に盾落ちしたジャオウガがマナに行くことで、
ブレイキングダウンの成功率を上げてくれます。
下面は流行しているアポロのワンショットを防いでくれるため
非常に強力です。
実際に筆者もオニカマスが引けなかったアポロ対面で2度ほど救われました。

・桜花妖精ステップル2枚

初動枠、エスメルの方が強い。

エスメルの5、6枚目です。
もちろんブレイキングダウンの種にもなります。

・disジルコン 3枚

デッキを掘れる。受けにもなれる。色も強い。

アナカラーという色が強いです。
基本1ターン目はコイツを埋めます。
必要に応じてデッキを掘ったり、相手のビートプランを阻止したりと器用な1枚です。
デッドダムドより強いと個人的には思います。


・希望のジョー星

貼れば勝てる対面が多い。

闇王ゼーロを使ったデッキや赤黒マゲはこれ1枚で詰ませることができます。引けば勝てる対面が多いので採用しています。

6.対面のプレイング


有利不利は筆者の体感です。ご参考までにとどめておいてください。
アドバンス環境においては明確な不利対面はいないイメージです。
全体的に通りはいいと思っています。

とにかく対面デッキごとに必要なメタカードを2ターン目までに立てること。
ジャオウガ+2打点を形成したらさっさと殴ること。
これが大切です。

1.ガイアッシュ系統、赤緑NEXT、グラスパー系統 有利
キーカード:星空に浮かぶニンギョ

とにかく、2ターン目までにニンギョを立ててください。
メンデル、栄光、インフェル星樹、デドダム全部止まります。
立てるだけで、5ターンもらえるので
ジャオウガを立てて殴ってください。受けはそんなに固くないと思いますのでジャオウガ+2打点できたら直ぐに殴りましょう。


2.オービーメイカー 微有利
キーカード:キャディ・ビートル、とこしえの超人

とにかく2ターン目までにキャディ・ビートル、
最低でもとこしえの超人を立ててください。
キャディを立てればほぼ勝てます。
とこしえは相手の追加打点を抑制しながら、盾にお祈りまでこぎ着けられます。


3.零龍系のワンショットデッキ 有利
キーカード:キャディ・ビートル、オニカマス、とこしえの超人

メタカードで時間を稼ぎ、ブレイキングダウンを狙います。
キャディ、とこしえは基本的に刺さります。
オニカマスはザロストの着地を抑制できます。
最近流行っているバタイユ型はオニカマスを貫通するので
キャディを大切にプレイしたいです。


4.赤青アポロ 微有利
キーカード:オニカマス

オニカマスを立てることで、パーフェクトファイヤでの踏み倒しやアポロによるワンショットを防ぐことができます。
上手いプレイヤーはアポロ+クリーチャー1打点で殴ってきたり、カチコミ入道を複数立てて殴ってきたりします。
その場合は、「お茶はいかがですか?」やグランギニョール、各Gストライクへのお祈りになりますが、受けが15枚入っているので、ジャスキル程度なら止められます。

オニカマスは時間稼ぎだけという指摘をよく受けますが
赤青アポロの場合は安定4キルデッキなので、
オニカマスで1ターン延命すれば、先行なら5ターン目、後攻なら4ターン目がもらえるので、ここまで記事を読んでいただければわかると思いますがブレイキングダウンが成立します。

ちなみに母なる星域引けるの問題がありますが
赤青アポロ対面でカマスで5ターン目まで延命した場合、
初手+ドローで 9枚
ブレイクしたシールドで 5枚
最低限 14枚

さらにデドダムが絡めば
デッキを17枚まで掘れるので
意外と引けるぞって印象です。

5.青単タマシード 微有利
キーカード:CRYMAXジャオウガ

最速でジャオウガを立てることを意識してください。
ジャオウガでバイケンを抜いてしまうと一気に不利になります。

5.赤単 微有利
キーカード:キャディ・ビートル

キャディさえ立てれば相手の打点が揃わなくなるため、なんとか勝てます。
とこしえの超人も有効です。1ターン目に投げれば強い。


6.赤黒マゲ 5分〜やや不利
キーカード:キャディ・ビートル、希望のジョー星

受けが硬い点、禁断開放から返すすべがない点からやや不利かなと思っています。
キャディで延命しながら最速でジャオウガを立てる動きがベストかなと思います。
先行4ジャオウガできれば十分に分はあります。
ジョー星引ければ有利不利が覆ります。


7.おまけ オリジナル型ブレイキングダウン


一応、オリジナルCSでも3位入賞という結果を残しています。
メタクリを並べてブレイキングダウンするというコンセプトは一緒です。
今回はデッキリストの公開にとどめさせていただきます。

アドナイトCS 3位 オリジナルでもやれるやつ


僕はブレイキングダウンが好きだ。


筆者は、”ブレイキングダウン”というコンテンツが大好きです。
なぜなら、殴り合いという潔さがあるから
デュエルマスターズも同じです。
鮮やかなループ勝ちやコンボも見ていてカッコいいですが、
やはり、殴って決着をつけたいのです。

そしてブレイキングダウンは素人の成り上がりという要素も魅力の一つです。
筆者もこのアナカラーブレイキングダウンで県内の強豪プレイヤーを相手に多くの下克上を起こしてきました。

アナカラーブレイキングダウンは超次元を抜けば
1万円あれば作れます。
デッキにお金を掛けられない人、CSで勝てない人にこそ使って欲しいです。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
twitte宛(@lavi_inunulalaf)にDMいただければ、質問にもお答えします。
リツイートで拡散していただけると嬉しいです。

最後に10人ニキの言葉を借りてこの文章を終えようと思います。

ブレイキングドリームは掴める。

ブレイキングドリームは掴めます。

ここから先は

0字

¥ 176

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?