「バカ」や「アホ」が社会から絶対に消えない理由
「バカ」とは
「バカ」や「アホ」という言葉は、誰でも一度は聞いたり言ったことがある言葉だろう。辞書で意味を調べると、
とある。意味はいくつかあるが、ここでは「知能が劣り愚かなこと」としての「バカ」を扱う。
「バカ」の正体
しかし、実際に「バカ」な人はいる。辞書の通りに読み解くと、知能が劣る人はバカな人だ。なお、「劣る」とは他と比べた状態のことを言う。辞書にも、
とある。つまり、人がたくさんいる状態で何かしらの成績順に並ばせたとき、成績が悪いほうの何割かがバカと言える。
こう考えれば、あらゆる面で世界トップクラスに優秀な人以外はだいたい何かしらの面でバカだと言えそうだ。しかし実際にはそんな万能な人はまずいない。だから、もしあなたが誰かにバカにされて悩んでるなら、そう悩まなくていい。あなたをバカにする人はもちろん、周りの人全員にバカな面はきっとある。
「バカ」が嫌いな人
ところで、社会には「バカ」が嫌いな人も存在する。Googleで検索するとそこそこそんな主張をする人が見つかる。そんな彼らはどうすべきか。
結論から言えばそんな環境は社会に作れないので、他に人のいない環境に移住して自給自足生活をすべきだ。
繰り返しになるが、バカとは「ある集団の中で相対的(他の人と比べた時)に成績が低い人」のことを言う。
たとえば100人集めて適当なテストをし、下位20%(20人)を「バカ」として集団から切り捨てたとする。すると、残った80人の中に「新たなバカ」が発生することになる。
これを繰り返すと、どんな集団もやがて1人になるだろう。
つまりどんな集団にもバカは必ず存在するので、バカのいない環境が欲しければ自分が集団から離れるしかない。
それでも程度の低い人となるべく付き合いたくないなら、「程度の低い人の具体的な指標」を提示すべきだと私は思う。例えば、知能指数(IQ)が高い人とだけ付き合いたいならMensaやそれに類する団体を探して所属するか、明確な入会基準を設けた団体を自分で作り、その団体メンバーとだけ付き合えばいい。
もしバカが嫌いだという人がバカの明確な基準を数値や言葉で示せないなら、それは「バカが嫌い」ではなく「自分に合わない人が嫌い」なだけだろうし、バカの明確な基準があるが団体に所属したり団体を作ることをしないなら、行動力のないわがままな人だろう。
ただ、お金を使って生活を営む人は例外なく社会という集団の一員であることを踏まえれば、バカと絶対に関わらない環境はありえない。どうしてもバカに出会いたくないなら冒頭に書いた結論通り、人のいない環境に移住して自給自足生活をするほかない。
まとめ
個人的には仮にバカな人がいたとしても、その本人はもちろんだが周囲の人間が絶対的に不幸になるとは思えない。例えば、算数が苦手なタイプのバカが計算作業の多い職場で働くのは、バカ本人はもちろんだがその周囲の人も不幸だろう。
どんなことでも自分がバカにされない環境で過ごせると、バカな面がいくつあってもそれが苦にならないはずだ。もし今あなたが何かをバカにされているなら、早めに環境(集団)を変えてみることを強くおすすめする。
なにもあなたのバカな面で戦わなくてもいいはずだ。
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