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干される覚悟の本音

Xのフォロワーの皆さんもそうでない方も
こんにちは、こんばんは、おはようございます
しょーと申します

今回は

               「干される覚悟の本音」

と題しまして文字通り僕の本音をぶつけようかなと思います

現在、川井体制3年目のサガン鳥栖
4節まで戦っての結果は1勝3敗の17位
得失点差も-3と、とてもじゃないですけど
スタートダッシュに成功した!とは言えない状況にあります

札幌戦で4-0の大勝から2試合連続無得点で連敗
サポーターの皆さんが落胆するのも分かります

実際負け試合の後はかなり落ち込みますしなんのやる気も起きなくなります

推しチームであるサガン鳥栖の勝利を願って1週間頑張るんです
それが負けてしまっては憤慨するのも分かります

僕もクールぶってはいますが(クールぶれてますか?)
内心、泣きそうなぐらい悔しいです、、

ここからが本題です

その前に最近サガン鳥栖サポーター(以降鳥栖サポ)で話題の監督解任論

これについて少し話していこうかなと思います

僕は以前の広島戦の記事でも書いたように監督の解任や続投に関しては賛成でも反対でもありません。

https://note.com/shown__note/n/na87f590f2736

(その記事はこちら)

理由を簡単にまとめると僕自身株主でもなんでもないですしサガン・ドリームスの社員でもなんでもありません

ただ、勝手に好きになったただのサポーターです

そんなサポーターがいくら何を言っても監督人事には関わることは出来ませんし
それなら、鳥栖を指揮する人を応援するまでと考えてるからです

しかし、そんなことを言っても仕方ないです

今回はあえて2つのパターンを自分なりに考察していこうかなと思います

まずは、「解任された」場合

どの時期に解任を決めるかでだいぶ変わってきそうですが一旦、4月末で解任されたと想定します

まずは高い確率で夏の移籍市場で
「主力の流出」が考えられます

これは恐らく多くの鳥栖サポが把握していると
思いますが、川井監督は選手からの信頼は厚いです

恐らく、川井監督が続投するなら…ということで残った主力の選手も少なかずいると思います

特に他クラブから狙われてそうな長沼選手や原田選手、山﨑選手なんかは移籍する可能性が考えられる気がします

勿論、最後まで鳥栖で戦う!という気持ちで全員いて欲しいと思っていますが
現実問題、夏に移籍してしまう選手は毎年居ます

監督が交代になればそのタイミングで移籍を決断する主力選手が居ても何ら不思議な話ではありません。

また、次の監督を誰に据えるか問題もあります

よくある、ヘッドコーチがそのまま監督に
スライドする形では今の鳥栖のサッカーと同じ感じになるので、それじゃサポーターが納得しない

いざて時の後任としてサポーターが納得しそうな片渕さんは仙台にいますし

他の指導者ではまた1から戦術浸透をさせないといけない

かといって、勝ち点を積むために現実的な戦い方をしようと
今の福岡のようなしっかり守って縦に早く攻めるスタイルは鳥栖の選手じゃ限界がありますし
何よりFWのフィジカルの強さや爆発力
DF陣の頭数や跳ね返す力がその戦術をするには圧倒的に足りないです

僕はS級ライセンスを取得している方をそんなには把握していないのでもしかするとこれらの課題を解決出来るフリーの方もいらっしゃるかもしれませんが
僕は知らないのでこのような課題に直面すると思っています

これらを踏まえて
解任に反対か賛成かの二極化で考えるなら
僕個人の意見で言えばどちらかといえば反対です

理由としては解任した際に起きるデメリットが大きすぎるからです

簡単に言えばどちらに進んでも茨の道ということです

どちらも茨の道なら少しでも解任して可能性のある方に!という考えも分かりますが
僕個人の意見としては、現状解任した先に解任するより前よりも明るい未来が見えるビジョンが
僕には見えないんです(皆さんとは感じ方が逆かもしれませんね)

これは選手の獲得や起用法など見てても皆さんは何となく感じてるのではないでしょうか?
感じてるからこそ危機感を感じて今なら間に合う!と思って警鐘を鳴らしている人もいると思いますが

鳥栖というクラブがそういう突き進み方を選択した以上
信じてついていくしかないのかなと思っています

監督解任!と言いますが監督が変われば勝てるのかというと、恐らく問題はそう簡単ではないと思います。

理由としては、これはあまり言いたくないのですが
やはり、現実問題として「選手の質」というのはチームスポーツ上どうしても出てきます。

今の戦力で他チームと渡り合いACLを目指せるか、リーグでタイトルを取れるかと聞かれたら

僕は正直、まだ鳥栖にはそこまでのチームとしての体力は無いと思っています
(こんなこと言いながら毎試合勝て!!と思ってます)

川井監督の采配が全て最善か、全て勝つための最適解かと問われると正直微妙な部分もありますが
広島、セレッソに関しては完全にチームとしての基礎の完成度やチームとしての基礎体力に大きな要因があると思っています

また、戦力面でいっても一人一人の能力値で見れば
恐らくJ2レベルといっても大袈裟では無いと思います
そこをチームとしてどうやって攻略していくかてのを楽しみにするのがサッカーの醍醐味でもあるんですけど、戦力面や資金面で見ると
J1で戦うにはかなり厳しい条件だと個人的には思ってます

また、川井監督は主力を比較的抜かれてないから勝てるはず!みたいな意見も見ますが果たしてそうでしょうか?

1年目の夏は重要なピースだった飯野が夏に移籍
またシーズンオフには、戦術核だった小泉とジエゴ
戦術宮代とまで言われていた宮代がレンタル復帰

2年目には試合でも練習でもフィールド内外や
戦術においても色々な意味で役割が大きかった小野が移籍

クローザーの役割をしていた田代がシーズン中に移籍

DFの核だったファンソッコも移籍

そして、3年目の今年の始まりは
恐らくスタメンで起用する予定であったであろう木村と中原が怪我をし、出遅れた状態となっています

テヒョンが本来の良さを中々出しきれないCBをやるということになっています。

ここに木村と中原、更には髪型で気合い入れた風智やお髭を生やしてもイケメンな楢原が戻ってくれば正直戦術の幅はグッと広がる気がしています
勿論、怪我人がいなくても同じクオリティを出せるのが理想ですが
現実問題、選手層的にもそう上手くいくものではないのかなと思います

また、監督の批判で前任者との比較をよく見ます

そしてその批判の多くに

   「なぜ下部組織出身の選手を使わないんだ」

というのがあります

鳥栖のような地方クラブが生き残るためには下部組織からいい選手を育てそれを使い高値で他クラブへ売るというサイクルが必要なのは理解しています

しかしながら

前任者がユース使うのと川井監督がチルドレンを使うの
理論的には自分のサッカーを理解してるし想像通りに動いてくれるていう点では全く一緒だと考えています
違うのはその余白ぐらいですかね?

また昨季のルヴァンでのことです。
それまでは負けた際にメンバーが悪い、
もっと若手を使え!という旨の意見を沢山見ましたが

その若手を沢山出した試合で負けた際には
何故か選手が叩かれることはなくひたすらに現場批難

    勝ったら選手の功績、負けたら現場の責任

これは指導者であった僕も分かります

ですが、
ユースの選手が結果残したらユースの選手凄い
負けたら活かせない周りの選手や現場が悪いみたいな意見を結構見て
当時の僕は本気で何言ってるんだこの人達と思った記憶があります

結果が出てないことに腹を立てるのは勿論分かるんですけど
あまりに支離滅裂な意見が多かったのでびっくりした記憶があります

正直、理論は一緒なのに何故ここまで責められるんだろうというのはずっと疑問に思っていました

勘違いして欲しくないのは僕は下部組織出身の選手が見たくない訳ではなく
しっかりと実力をフラットに見た時に現状考えうる最も勝ちに近い選手たちを選んで欲しいだけです

それがユースの選手なら勿論全力で応援しますし
実際、セレッソ戦のメンバーで堺屋君がメンバーに入ったのを見た時は
めちゃくちゃ嬉しかったです。

話が二転三転して申し訳ないですが何が言いたいかと言うと
今、選ばれてるメンバーが現状最強のメンバーで
それを信じて応援しようぜ!てことです

また、次によく見る意見としては

 
   「選手の気持ちが入ったプレイを見たい」

これですかね

これについて少し気になったことがありました
あれは確か年末ぐらいだった気がします。

とある動画が鳥栖サポの間で話題になります

それがパギさんとのドライブトークの動画でした

その中で選手との間に温度差がある
やってる人とやってない人の差が激しいと受け取れる表現があり鳥栖サポの中で話題になりました

これを受けてのXのタイムラインを見てみると

・これだから今の鳥栖は…

・パギさんが言ってるなら間違いない

・当該選手は反省してしっかりと練習に取り組んで欲しい
etc…

こんな感じの意見がありました
これに関しては概ね同意しています

僕個人としては推しである原田選手がめちゃくちゃ褒められてたのでそこしか記憶にないのですが
この、タイムラインを見てまず最初に思ったことは

ある特定の選手やスタッフをサポーターが神格化しすぎると、色々副作用が起きるよてことです

どういう事かというと
学校や会社でもこういった現象は起こりえますが

それなりにそのコミュニティ内で地位を確立しており結果を出している人を周りがワーワー言うと

その人の言うことが全てになり、
その人から嫌われたくないと萎縮してしまい
その人の言うとおりにしなくちゃという思いが生まれ
自分から積極的に行動できなくなってしまいます

※異論は認めますが陰キャで仕事出来ない僕は本当にこうなってしまいます

それが今の積極的に行けない現状に何かしら繋がってたりしないのかな、と思ったりしてしまいます

それなら尚更自分から頑張るべきという意見も分かるんですけど人間関係というのはとても複雑で
その言葉がより身近で結果を出している人なら尚更、重く感じることがあります

勘違いして欲しくないのは、パギさんが悪いとかそういうのではなく
(実際に小野もソッコさんも温度差があると言っていたので事実だと思います)

ここで言いたいのはその当該選手には当該選手の言い分があるでしょうし誰か一人のことを神格化しすぎると良くも悪くもその人の影響力が強くなってしまうということです。

先述した通り、パギさんだけでなく影響力の大きい人が積極的にしたプレイ(例えばスライディング等)を指摘すると同じような場面が訪れた際に
そこではスライディングが最適解だとしても出来なくなったりする事なんかは考えられます

今、鳥栖サポの多くが思っている積極性がないや
誰かに遠慮してるように感じるプレイが多いのは
あくまで推測ですが練習メニュー以上にこういう背景があるのではないかなと思っています

そういう積み重ねがあるからこそ
守備面や攻撃面でのゴール前での一歩が重く
それによって相手にゴラッソを決められたりリフレクションがあった際に数cmの差で自陣ゴールに向かってしまうのかなと

新潟戦とセレッソ戦でのゴラッソ
広島戦での1失点目とセレッソでの1失点目が似てたことは
ゴラッソだったよね〜で済まない何かがあると個人的には思います

これらが改善されるとテヒョンがミドルシュートをぶち込んだりCBが楔のパスをガンガン入れたり等積極的なプレイが増えてくると思います

また練習の緩さについて一つだけ言及するとすれば
今の鳥栖は言わば転換期を迎えていると思います

鳥栖は前任者の解任の仕方が仕方だっただけに
どうしても練習の際の選手の扱いには気をつけていると思います

僕は練習見学したことないので分かりませんが
選手を張り倒したりするのは勿論、怒号が飛んでなくても
今の鳥栖の置かれてる状況からすれば何ら不思議では無いです

例えるなら
めちゃくちゃ怖い顧問の先生の時は凄い緊張感走って練習するけど
優しい顧問になった時にプロとはいえどうしても緩んでしまうのが人間かなと

これを元に戻そう!となれば慎重にいかないと
やはり、負の遺産を掘り起こしかねないですし
チームとしても手探り状態が続いているのかなと思います

またよく見る意見3つ目は

                   「采配が悪い」

これに関しては、監督どうこうよりも入る選手の方に重きを置いて考えた方がいいと思います

交代する選手の役割としてはDFならクローザー
オフェンスの選手なら流れを変える役割や
同点ゴールやトドメの追加点を取る役割を任されます

特に昨日が顕著で交代した選手が前線に張り付いており
動きが少なく相手の脅威になっていたかと言われれば少し疑問が残ります

流れが悪い時にそのままズルズルいってしまうのはずっとですし
横山がサブの理由が昨日の試合で明確になったのかなと思います

今まで散々ネガティブなことを言ってきましたが
最後に今季良かった点を挙げていこうかなと思います

まず1つ目は
4試合とも前半は自分達のサッカーが出来ている

これはみなさんも感じているのではないでしょうか?
鳥栖らしいアグレッシブなサッカーを展開出来ています
また決定機に繋がる機会も多く本当に先制点取れれば全然試合の流れ違うのになと思うことが多々ありますが形としては素晴らしい形が多いと思います

前半を見て後半は相手も修正してくるのでその対策を如何に乗り越えれるか、ここが当面の課題になりそうです
(昨日のセレッソ戦はセレッソの修正力が流石でした)

2つ目は
    「変化しようとしているのが目に見える」

これに関しては人によって差異があると思いますが
分かりやすいのが昨日のセレッソ戦

今まで無かった横山のスタメン起用や堺屋のメンバー入り&出場
他にも日野くんが正式にプロ入り後初めて出場するなど色んな変化が見られました

また横山を闇雲にスタメンにするのではなく
当たり前ですがしっかりと毎熊対策するという
意図を持っての起用
こういう目に見える変化というのはもう遅いという人もいると思いますが
僕はチーム内で確実に競争が激化しているなとワクワクしました

ここに怪我人が戻ってきてメンバー争いにタファや渡邉君などの大卒ルーキーが絡んでくると
面白いなと思います

最後に

今まで散々ネガティブな事を書いてきましたが
どんな意見を言っている人にも共通していることは

   「勝ち試合を見たい」「ワクワクしたい」

これだと思います

勝ちたいからこそ解任や厳しい意見が飛び交うし
勝ちたいからこそ、それと全く逆の意見が出るのも分かります

債務超過やああいった形での監督解任
大量に選手が出ていってからの現在の指揮官

鳥栖は今、暗いトンネルの中を出口に向かって確実に進んでいっています

その暗いトンネルをどれだけの照度で照らしてあげれるか
これがサポーターとしての役割があると思います

現地で声出しもしないくせに生意気なこと言ってんじゃねえ!!!

そう思う方もいると思いますし、その通りだと思います

しかし、現地に行けないからこそSNS等で情報収集する僕にしか見えない部分もあるのかなと思い、この記事を書きました

今は解任解任言ってる人も次の試合の前には
スタメンを予想して展開を予想して得点や失点に一喜一憂します

それだけ鳥栖が大好きてことです

意見が食い違ってもそこは変わらないと思います

色んな面でまだまだ暗いトンネルですが

一日でも早くそのトンネルを抜けてサポーター達が同じ方向を向いて応援できる日を目指して

今日も次の試合を楽しみに仕事等を頑張っていきます

本当に長くなりましたがここまで読んでくれた方は本当に鳥栖が好きな方なんだろうなと思います

そんな鳥栖が好きな方の目に留まる記事を書けて
縁が出来て本当に良かったと思います

それでは皆さん次の試合での勝利を信じて

         𓂃 𓈒𓏸𝑰 𝒉𝒐𝒑𝒆 𝒕𝒐 𝒔𝒆𝒆 𝒚𝒐𝒖 𝒂𝒈𝒂𝒊𝒏𓂃 𓈒𓏸



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