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香港デモ、街の現状①🇭🇰

こんにちは🐥

本当は台湾の生活について書こうと思っていたのですが、、

今日は気分が変わって、、去年の12月に香港に行ったので、香港の現状を2部に分けて、書こうと思います🙋‍♀️

今回は、 ⚪香港デモとは?

               ⚪去年12月末の状況  

についてお話します。

(私が訪れた12月末は、デモの規制が厳しくなっており、大規模なデモは無かったものの、旅行客は大幅に減り、街はとても危険な状況でした。旅行客日本人も少なかったです。私はどうしてもの予定があり来ました。)

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「香港」といえば何を思い浮かべますか?🇭🇰

美味しい焼売、エビ餃子、香港ワッフル🤤🥟

100万ドルの夜景✨?

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香港といえば日本人ウケする                                古い町並みや、高いビル、美味しい食べ物など、沢山魅力がありますよね!!

香港は世界でも人気の観光地ですが、

去年は観光客までも巻き込まれた出来事がありました。😢

「香港のデモ」です。🇭🇰

香港のデモについて詳しい方もいらっしゃると思いますが、

案外、日本では香港のデモについて知らない方も多いです。また、日本では正しい報道がさせておらず、勘違いしてしまっている方もいらっしゃると思います。

「デモ」と聞くと、日本では「暴動」など、悪いイメージを持つ人が多いと思います🤔私自身も以前はそうでした、、

とっても簡単に話すと💡💡

☆「警察とデモ隊(国民)による衝突」です👮👫👬

どうして衝突が起きたのか🚨

☆このデモについて知る前に、必ず「香港」の歴史         を正しく知る必要があります!!

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香港は中国の特別行政自治区です🇭🇰

 つまり、香港は中国。しかし中国大陸とは別に独自の法政を持ち、資本主義経済、表現の自由などが保証されています。「一国二制度」です🙌

中国は共産党ですよね。報道や表現の自由が欠けていることは知っている方も多いはず。

だから、政治は全く別という訳です!

そして、香港はアヘン戦争後には、イギリス🇬🇧に統治されていましたが、今は中国に返還されています。

香港は中国大陸の最南端で、島も含まれている為、今までに色々な暮らしや文化を得た、歴史ある国なのです。

香港は中国🇭🇰🇨🇳    と先程言いましたが、

実は、、、

香港人に「あなたは中国人ですか?」と聞くと、

「私は香港人だ」と答えることが多いのです🙍

実際に私の友人達も自分たちは香港人だと思っています。👯‍♀️


⚪そして、デモが起きた原因🚨ですが

☆中国の共産党政府による介入で、香港の自由が失われてきているのではないか、🤔

と考える人が増えたためです。

以前からこの疑問はあったのですが、

去年香港政府が「逃亡犯条例改正案」を提出したことでより一層深まりました。🤔

亡犯条例というのは、海外で罪を犯したと思われる容疑者が香港にいる場合、協定を結ぶ国への要請によって引き渡しを可能にするものです。

今回提出された改正案では、容疑者の引き渡し先に中国があり、香港に住む人は、特に中国大陸への引き渡しが懸念されているのです🇨🇳

「容疑者の引渡し」なので、本当に罪を犯していなくても、容疑者だと言われれば、中国大陸に引き渡される可能性があるということです。

☆そこからデモは起こりました。

去年3度目の6月のデモでは、国民103万人が参加しました。

この頃からデモや抗議活動が大規模になり、夏辺りから日に日に衝突が過激なものになりました。

デモと言っても、香港のデモは本来

☆「皆で集まって、街を歩いて、呼びかける、政府に伝える、自由に解散、その後各自で食事へ行く」

といった気軽で自由なものです🐥🍔🥤🚶✨

街や道を大勢で歩いて主要道路をハイジャックしなければ、政府が振り向いてくれない状況になっているから、

街を歩くスタイルのデモなのです。


デモについて話すと長くなるので、気になった方は是非調べてみてください💡💡

ネットで沢山記事が出ています。🐥


⚪話を進めて、これは12月末の香港

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街の至る所、壁、柱中が、ポスターや紙が貼ってあった後でベトベト。テープなどの粘着が付いたまんまです。見栄えが悪い。

デモの呼びかけや、「光復香港」(運動のスローガン)と書かれたポスターが壁1面中に貼られていたようなのですが、剥がされています。

勿論、剥がしているのは中国派の人達(国民、警察)この頃には(12月末)既にデモが悪化した後で、規制が厳しくなっていました🚨👮

私が滞在中にも、ほぼ毎日デパートで大きな衝突が繰り広げられていました。

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こちらのポスターはまだ剥がされていませんでした。恐らくスプレーか何かで壁に書いた文字も、上から黒のインクで消されています。

☆ここの地下道の壁に、、、

秋に不自然な水死体で発見された女性の顔が書かれたポスターがありました。追悼集会の呼びかけです。

その女性の死因は未だに分かりませんが、デモの帰り、友達と別れ、突然姿を消し、水泳が得意だった彼女が裸で海に浮かんでいたのは誰が聞いてもおかしいと思う話です。

彼女の母親らしき人の遺体も見つかっています。

そして、偽の母親らしき人がメディアに現れ、、亡くなった娘のことを語り、怪しまれています。

私は本当に胸が苦しくなりました。

日本で調べて知っていたニュースが現実なんだ😔とやっとそのポスターを見た時に心の底から実感しました。

死因は誰にも突き止められません。しかし、中国派、香港派、関係なく、10代の若者が亡くなったニュースは世界中の誰が聞いても悲しいはずです。

今の香港での衝突は、このような大切な命がなくなってしまう危険性を持っているのです。

決して、本来の香港デモがその危険性を持っているという訳ではありません。

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これは尖沙咀駅の出口を横から撮ったもの。多くの人よく利用していた、観光客からもとっても有名な駅なのですが、この駅に地下鉄は止まりません。

なぜなら、以前衝突がこの場所で起こったからですね。

駅が封鎖されています。🚨

このように事件が起こった駅が封鎖されていき、今も閉まっている駅が多いです。

そして写真の右上に「光復香港 時代革命」(スローガン)が書かれています。下の豚のイラストは、デモのイメージキャラクターです。🐷

今日はここまでです。

次回は、デモについてもう少し深く取り上げようと思います🙌次も見て頂けると嬉しいです☺️

長くなりましたが、

最後まで読んで頂き、ありがとうございました❤





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