ボランティアから得たもの
初めてのボランティア活動はトレイルの大会でした。
おそらく過酷な大会、魅力がいっぱいでした。
初めての活動でしたが、ボランティアの魅力が伝わって頂けたら幸いです。
今までのボランティアのイメージって、
・無償
・社会貢献
・自発性
とかそんなイメージしかありませんでした。
なんとなく参加するハードルが高く、どうすればいいかも分からないままでした。
良くも悪くも関わりのなかった知らない世界と言った感じです。
ある調査によると、ボランティア活動への参加に興味・関心がある人は8割以上に上るらしいです。
ただ、その半数以上はどういった内容のボランティアを行いたいのかが未だ分からない状態だとか。
ボランティア活動への参加の妨げとなる理由は、
51.4%・・・「参加する時間がない」
34.1%・・・「ボランティア活動に関する十分な情報がない
28.3%・・・「参加するための休暇が取りにくい」
時間の制約と情報不足を理由に挙げる人が多いのが大半です。
ボランティアの魅力
では、ボランティアの魅力ってどんな事があるんでしょうかね?
✅ 自分でやると決めたこと、約束したことを守る
自ら進んで行動して決めたこと。
楽しむのも楽しまないのも自分次第。
自分で決めたことなんだから、楽しむ以外の選択肢はありません。
✅ 分からないことは遠慮しないで聞く事ができる
今回の私は、トレイル大会の運営をサポートさせて頂くボランティアです。
運営の約束やルールだって当然あるでしょうし。
ボランティアとはいえ、それを守ることがモラルです。
だけど、初めてだからってやり切れない、遠慮するのは勿体無い!
自分が好きで始めたこと。聞きたい事もたくさんあると思います。
遠慮している時間が勿体ない!!
✅ 小さなことでも、気付いたことを提案できる
自分で決め行動したボランティア。
好きなことなら、こだわりポイントだって色々あると思います。
例えば、お気に入りのシューズやトレーニング持論など。誰かに言いたいことは持ってますよね。
例え小さなことでも言うことは自由だと思います。
好きなことだからこそ、小さなこだわりは持ってしまうもの。
同じ考えを持つ人や、全く思いもしなかった考え方を聞くことだって出来るかも知れないですし。
✅ 無理なく継続して、自分で計画する
どんなことでも続けられることが重要だと思います。
ボランティア活動だってこれからずっと続けていきたいです。
でも、頑張って参加をして、大変になって辞めてしまうのなら・・・。
たま~にかも知れない参加でも継続できる方が素晴らしいと思うんですよね。無理なく自分自身で計画できるのも魅力だと思います。
✅ 相手や関係者の立場を尊重する
ボランティアは相手があっての活動ですよね。
トレイル運営なら、選手や応援している人など、それぞれの意地やプライドもあると思います。沢山の練習だってしてきたはずです。
ボランティアだからといえ、雑な対応なんて出来ませんよね。
どんな時でも、相手の立場を尊重していきたいと思います。
✅ 約束・ルールは必ず守る
当たりまえですね。これ以上は言いません。
「初めて」という特権
仕事でも趣味でも初めてすることは、遠慮なく何でも聞くことができると思うんですよね。
知らぬは一生の恥・・・
一瞬の恥なんて捨ててしまえばいいんです。
トレイル大会の経験がない私は、同じボラの方に色々聞きまくってしまいました。
お勧めされた山にも行ってみます必ず♪
今まで見ることさえも出来なかった世界観
選手として参加すること、完走は誰でも出来ることでは無いかも知れません。
選手として参加した人にしか分からない「景色」や
選手として参加した人にしか分からない「感情」だってありますよね。
だけど、選手として参加したら分からない世界もある事に気づいたんです。
「大会運営の裏側」
「トップ選手のレース展開」
「ゴールした瞬間の選手の表情」
「応援の違い」
こんな経験できるなんて最高に決まってますもん。
いちばん嬉しかったこと
「ゴールした後の選手たちの表情」
これを間近で見れたこと以外にないと思っています。
ゴールした瞬間って誰もが良い顔してるんですもん。
笑顔いっぱいの人、泣いている人、悔しがっている人でもその表情は素晴らしい。
このゴールする瞬間のために、どれだけの練習、我慢、想いがあるのかは明確には分からないです。
だけど、ひとりひとりに必ず物語がある。
だから皆、良い顔になるんだな~って感じました。
そんな選手たちの表情を見れる大会運営に携われることは、とても幸栄でした。
選手思考のボランティア⇄ボランティア思考の選手
お互いにリスペクトできることが素晴らしいですよね。
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