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Shake My Days 1st.アルバム「アイソスタシー」ミニミニライナーノーツ

【 Shake My Days「アイソスタシー」ミニミニライナーノーツ】

基本コンセプトは「高校生がバンドでカバーしたくなるような曲の集まり」ということで。

全曲、先にタイトルを決めてから作り始めてます。

(全曲 詞・曲・編曲/冴沢鐘己)

1.君が変わった
本来、光希の声質はこういう曲調が合ってて、そこを印象付けるためにいきなり歌から始めることにしました。でも、こういう曲はアルバムに1、2曲でいいのよね。

2.空はイミテーション
デビュー曲であり最初に作った曲。シンプルなバンドサウンド。特に難しいことはしていないけどセンスのいいギター。印象的なファルセット、隠し味のブルーノート。そして、青春の挫折と希望。それらを混ぜ合わせると出来上がり。

3.アーモンド・ピスタチオ
京都にあるアイスクリーム屋さんを舞台に、というお題を元に作ったら、こんな感じに。それこそセンスのみで出来上がってる曲。こういうのは得意です。光希の声もとてもいい感じよね。真夏に作ったら、ちゃんと真夏の曲になった。

4.カナリア
最初のライブで、とにかくレパートリーが無いので、これなら合うんじゃないかとカバーさせた曲。20年以上前に作った曲を歌い継いでくれて感無量。アレンジもオリジナルから思い切って変えたけど、予想通りしっくりきてて納得。

5.夕暮れにサイダー
こういう「柱」になる曲をいつ持てるかで、バンドの勢いは変わって来るのよね。もちろん隅々まで狙って作りました。最初にデモを光希に聞かせた時に、「このサビのメロディーは売れるで!」と生意気なことを言ったので、きっと売れます。

6.パーカーの左手、コートの右手
1曲くらい女の子っぽい、少女漫画みたいな曲がいるよねえと考えてたら、このタイトルが思いつきました。そこからよくこんな曲に仕上げれたなあと。一番難易度の高い曲になったねえ。

7.アネモネ通り
デビュー曲の方向性をどっちにするかで最後まで迷った曲。結局こっちはカップリングに。アコギをジャカジャカ弾く女子高生って感じかな。初恋のニュアンスはうまく出せてると思うんだけど。

8.マントルの上に浮かんでる
アルバムタイトル「アイソスタシー」を決めてから、言葉のインスピレーションを繋いでいくとこんな感じに。曲調はそれこそ僕が20代の頃に作ってた感じの、もっとも得意とするブリティッシュなR&R。生意気なことに光希はちゃんとブルースの音程とニュアンスを歌えるので、安心して作ることができたよ。

9.猫とぽつり
最初は森田童子みたいな曲を作ろうと思ってたのね。でもたまたまとある80年代の洋楽ナンバーを聴いたらそんな感じのもやりたくなって、ふたつのコンセプトを合わせました。完全に僕の趣味だけ。今どきこんなギターソロも若い子はやらないだろうけど、僕が弾きたかったのだ。

10.青春の素描
アルバムラストはミディアムなロックバラードにしようかとも思ったけど、まだ時期尚早よね。やっぱり疾走感で終わらなきゃ。最後の最後、締め切り直前で作った割にはいいメロディーとコード進行だと思う。「挫折」から始まったアルバムは、ちゃんと「希望と勇気」で終わるのです。


全曲、サブスクやYouTubeでフルコーラス聴けます。まずはぜひ聞いてみてください。ちゃんと「青春」を感じてもらえると思うんだけど。

「アイソスタシー」ジャケット

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