なぜ僕は、1dayレッスンを始めるのか
【1dayレッスンのお知らせ】プロデューサーの役目って、まあいろいろとあるんだけど、けっこう忘れられがちなのが「最終パッケージング」なのね。
商品でいうなら「包装」にあたる部分。料理でいうなら「仕上げ」ですな。そこの判断を間違えると、それまでの工程や努力がまったく無駄になったりするのよ。
トレーナーとかコーチとかとはまたちょっと違うのね。
「見せ方」というのが一番わかりやすいんだけど、それだけでもない。
当然ディレクターに指示を出すのもプロデューサーなので、ディレクターがいないときはプロデューサーがディレクションもするわけです。
「そこはそんな風に歌っちゃいけないよ」「ここをもう少しこんな風に歌って」「その動きはおかしい」「そこの目線はもっとこっちに」「今、何を考えて歌ってる?」などなど。
その指示を出すには、とにかく「曲」そのものを理解しなくちゃいけないんだけど、困ったことに、歌い手はすでに「曲を理解してる」つもりで歌うのよね。何回も聴いてるし何回も歌ってるから。
でも、リスナーが本当に曲の流れや世界観を理解してるかは別問題で、そこの客観性がないと、いわゆる「ひとりよがりな歌い方」になるのです。自分で作った曲なら、なおさら。
よくできた映画や小説のように、歌も、イントロからアウトロまで、きちんとリスナーを物語に引き込んであげなきゃならない。
例えば、悲しい旋律だからと言って、最初から悲しそうに歌うのが正しいわけではないのね。
ましてや新曲なら、作者の意図をしっかり汲み取って、歌手とプロデューサーの共同作業でパートごとに作戦を立てていくのです。
そこがうまくいくと、サビの1フレーズだけで心をつかんだり、タイアップが取れたりするのですよ。
とまあ、そんなわけでPALMTONE RECORDSは10年やってきて少しずつ成果を残してるわけですが。
最近、カラオケ大会の審査員をやらせてもらったりして、その時の一言アドバイスでもそのあたりのこと喋ってると、「レッスンを受けれますか?」と聞かれることが増えてきまして。
いやいや、生徒を持つほどしっかり時間は取れないなあと思いつつ、単発でならいけるかもと思ったのです。
もともと気がついたことは誰にでもアドバイスしたくなるタチなので。
ということで、1dayレッスンを受け付けることにしました。カラオケ大会でいい成績を残したい方も、アーティストとしてライブを長くやってるけど今ひとつ伸び悩んでる方も、きっと大きなヒントをつかめると思うので、よかったら検討してみてください。
僕の指示・指導は常に的確です。素直に聞いてさえくれれば。
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