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陰と陽が

ひとしくそこにある世界が

神様の世界

喜怒哀楽もなく

ざわつく心も存在しない

全てが

穏やかで

湖面すら波打つこともない

穏やかで

美しい

愛と光が

どこまでも

永遠に続く

そこ


そこを

神は

つまらないと

感じてしまった

風が吹き

木々の葉が揺れるのを

見てみたいと

思ってしまった

人が

誰かを愛し

傷つき

泣くのも

感じ

見てみたいと

思ってしまった

だから

この世が

このように

存在するかのように

ここにある

私は

ただ

ここにあるつもりなだけ

本当は

ここにない

本当は

ここにいない

神様が

お楽しみの

夢物語

このマトリックスに

踊らされて

私は

どれだけの涙を

流し

どれだけの笑いと

どれだけの

喜びめいたことを

感じてきたか

そもそも

それって

なに?


神様って

本当は

めっちゃ

いじわる

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