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エッセイ「ウルフルズ好きが考察するスピッツのロビンソン」

わたしは以前ウルフルズのファンであることは、エッセイに記した。まことこの3か月自己紹介でウルフルズが好きと話すと「ガッツだぜのね」と返されて、それが本当で嘘ではないので「ま、まぁね」とあたかも自分が作った曲のような、複雑なファン心理が働いた。

今、通っている事業所でギターサークルの練習曲を探しにコードサイトでなるべく簡単でわたしの声でもつま弾きながら歌える曲を探していたら

スピッツ 「ロビンソン」

が今のところ選曲としては妥当なのではないかと判断し、練習していたのだが簡単なコードのミディアムテンポですごくシンプルで少し考えないと曲の歌詞の雰囲気にのまれてしまいそうな言葉選びのセンスに今更ながらも、ファンの垣根を越え、脱帽した。


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捨てられて 呼吸をやめない猫もどこか似ている 抱き上げて 無理やりに頬よせるよいつもの交差点で 見上げた丸い窓はうす汚れてる ぎりぎりの 三日月も僕を見てた待ちぶせた夢のほとり 驚いた君の瞳

そして僕ら今ここで 生まれ変わるよ
誰も触われない 二人だけの国 終わらない歌ばらまいて

大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る

スピッツ ロビンソン 歌詞 (lyricjp.com)


ウルフルズの楽曲やサウンドはブラックミュージックや、R&Bなどからインスパイヤされた楽曲やオマージュが多く楽曲の散りばめられた遊び心に、わたし一人でココにあのアーティストのテイストを盛り込んでいながらも、男気一直線でかっこつけたがりだけど、好きな人にはとことん一途で真っすぐな男性像が見え隠れするから、その世界観がウルフルズが好きな理由でもある。

ロビンソンは引用した 歌詞の2ブロック目からが冒頭のギターのアルペジオと小説を読んでいる気持にもなるけど、さっぱりとした歌詞の中にある

ルララ 宇宙の風に乗る

という誰もが知っているフレーズが出来たのはどんな時なのだろうか知りたくなった。

それこそこの瞬間に宇宙からのメッセージを受け取っていたのかもしれない。

ちなみに、ウルフルズのバンザイをミュージックステーションに出ていた際にトータスさんが

「ラララ 二人で」

の、「ララ」の部分はあまりにも煮詰まりすぎて「もうええやろ」と「ルララ」からお借りしたなんて話をしていたのを見た(^^♪
同じ時代を駆け巡ってきたバンドだけにリスペクトがあったのだろう。

1日20分のギターでなんとかわたしのギターも上達しますように♪


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