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自分ルール

2024/04/19

私にはいくつか自分ルールみたいなのがあって、特に理由がなくてもこうした方が落ち着くみたいなことで守っていることもあれば、これが好きだからやっているみたいなこともある。
例えば、靴は右足から履くとか、家でご飯食べている時は絶対お茶とか。

そのうちの一つに、映画館で映画を観る時の特等席がある。

ここ数年、月1ペースくらいで金曜日の夜に仕事も終わって予定がないと一人で映画館に行く。ナイターだと安く人も少ないし、次の日が休みなのに何もないのが勿体無い気がして、特に見たいものがなくてもフラっと気分で行くことがある。

誰かと見に行く時は気にしないのだが、その時は決まって入り口側の最後列の通路を上って真正面の席を取ることにしている。
元々、中学生くらいのころから最後列で映画を観るというマイルールがあって、シアター全体を見渡せると映画館に来たという感じがして心地よいという理由で最後列を選んでいた。
それに加えて、最近は長尺の映画が増えてきて、トイレに立ちたくなる機会が度々あり、その都度人の前を横切るのが申し訳ないことから、そのポジションがベストだと思ったのだ。
もっと言えば、姿勢を高くしても後ろの人に迷惑をかけることもないし、足を組み替える際に前の椅子を蹴ってしまうこともない。

正直、同じ料金の席なのになんて私好みのポジションなのだろうと思ってしまう。

そのことに気づいて以来、その席が空いていないと、別の映画にしたりするほどマイルール化している。
大したこだわりではないのだが、今となっては一人映画の際はその席でないと落ち着かないようになってしまった。

ここまでくると一種の自己暗示のようにも思えるのだが、金曜日の夜に映画館のこの席に座るのがなんとも心地良いのだ。

ちょうど今日もこの席で映画を見ていて、とても幸せな気分で帰宅したので、日記に書いてみた。

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