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広報の視点で見るShowcase Gigの「これまで」と「これから」

こんにちは!Showcase Gig 広報の高堂です。
私たちは、今年1月にサービスの位置づけを「モバイルオーダープラットフォーム」から「次世代店舗創出プラットフォーム」へと再定義し、プロダクトロゴも刷新するなど、より広い視野での展開を見据えた体制に移行しています。

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今回は、そんな私たちの世界観やこれまで考えてきたこと、これから目指す「未来」を、あらためてお伝えしたいと思い、このnoteに綴ります。
後半では「O:derプラットフォーム」の最新コンセプト映像もご紹介しているので最後までご覧いただけると嬉しいです!

そもそもShowcase Gigがずっと取り組み続けているのは?

という問いに答えるならば、それは「暮らしを良くするお仕事」です。ミッションにも「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させる」と掲げており、「こんなに便利なのに、なんで今までなかったんだろう?」と多くの人に感じていただけるような新しい“あたりまえ”をつくっていきたいと考えています。

創業時を振り返りつつ、私たちが向かう「未来」とどうつながっていくのかについて、経営メンバーの言葉も借りながらお話しさせてください。

存在意義のある革新的な「なにか」を生み出す使命感があった

Showcase Gigが創業したのは2012年。CEO新田とCTO石亀により共同設立されました。(ひそかに10期目に突入しました)

新田は創業前、国内最大のSNSプラットフォームとして成長が続く株式会社ミクシィで新規事業の責任者などを務めていましたが、Showcase Gigの創業に秘めた思いとして「新規性のあるサービスが必要なタイミングだと感じていた」と語っていました。

「自分たちがこの世から去ったあとも残り続けるような、社会的に意義があり、かつ日常的に使ってもらえるものを作りたいと考えていました。ミクシィでの新規事業立ち上げという案もありましたが、事業方針の兼ね合いで独立するかたちに。そして“次世代の消費行動を生み出すプラットフォームをつくる”と決意し、そのビジョンに共感・理解してくれた石亀さんとShowcase Gigをスタートさせました」
〜代表 新田へのインタビューより引用〜

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創業当初はソーシャルコマースなど複数の事業アイディアも検証。その中で、モバイルオーダーサービスがもっとも新規性があり、先行者もいないとの判断に至りました。
「モバイルオーダー」という言葉自体が広く知られるようになった今では想像がつきづらいかもしれませんが、2012年当時はそもそもスマートフォンの普及率が20%前後。ガラケーはなくならないだろうと考えていた人も多かった時代です。
手前味噌になってしまいますが、2人にはこれからもついていくべきだと思わせる魅力と先見の明がある、と私自身、身近にいて感じます。

「O:derプラットフォーム」で叶える、新しい“あたりまえ”のカタチ

新田と石亀が創業時から目指す「次世代の消費行動を生み出すプラットフォーム」。そのひとつの表現方法として誕生した「O:derプラットフォーム」は、現在、Showcase Gigの中核事業となっており、その想いはプロダクトにもしっかりと反映されています。

- たとえば、飲食店でテイクアウトを利用する時。

これまでは店舗に訪れてから商品を注文して、出来上がりを待ち、代金を支払うという流れが一般的でした。そこには、注文時に並ぶ必要があったり、後ろの人に気遣って慌てて注文内容を決めなければならなかったり、小銭をじゃらじゃらとレジで数えたり...なんていう小さなストレスが。

「O:derプラットフォーム」を使えば、思う存分注文内容を考えられますし、指定された時間に行けば出来立てホカホカの商品をサッと受け取れます。支払いも事前にキャッシュレス決済で済ませることができてスムーズです。

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- 居酒屋さんやレストランへ、ごはんを食べに出かけた時。

忙しそうな店員さんを「すみませーん!」と呼び止めて注文、それでも頼んだものと違うメニューが運ばれてくることも。お箸を落としてしまったらまた店員さんが来るまで待つ。紙のメニューブックは油や隣の人の飛沫で汚れているかもしれません。

「O:derプラットフォーム」を使えば、自分のベストなタイミングで手元で注文が完結します。システム化されることで注文ミスもなく、自身のスマートフォンを使うため衛生面でも安心です。

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実際に使ってみると、体験としてとても自然で、とにかく便利。なんで今までなかったんだろう?と思っていただけるはずです。

では店員さんは何をするかというと、「おもてなしに注力」していただけます。注文を取るという行為は「O:derプラットフォーム」におまかせ。お客様のテーブル状況にあわせて気を配ったり、コミュニケーションを取るなど、これまで手が回らなかった「人」ならではのアクションを手厚くすることで、顧客満足度アップにつなげることができます。

実際、導入いただいてる店舗の方からも、本当の意味で接客ができるようになったとお話しいただくことが多いです。(先日、「俺の焼肉」様にもインタビューにてお答えいただきました。)

システム面で付け加えると、ご注文情報をデータとして活用することで、CRMやリピーター施策につなげられます。メニュー情報もデジタル化できるので、紙のメニューブックと比べて大幅に更新しやすいだけでなく、さまざまな応用方法の可能性が広がります。これまで難しいとされてきた飲食業界でのデータ活用をまるっとまかなえるポテンシャルが秘められている、というわけです。

私たちがミッションに掲げる「日常の消費に溶け込むテクノロジーにより生活を向上させる」というのは、店舗で採用されているから仕方なくお客様にも利用してもらうのではなく、当たり前のようにその場に溶け込み違和感なく使えて、なおかつ今までよりも過ごしやすくなる。そんな世界の実現です。

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これが「次世代の消費行動を生み出すプラットフォーム」、そして「O:derプラットフォーム」です。

モバイルオーダーの枠を超えた「次世代店舗創出プラットフォーム」。そのビジョンを体現するための映像をつくりました

創業時の9年前時点では日本の誰一人聞いたことがなかった「モバイルオーダー」というキーワード。今では誰もが知る言葉になり、ひとつのジャンルを作ることができたと考えています。

多くのパートナーに支えられながら、ここまで成長を続けてきた私たちですが、今のかたちが最終形態とは考えていません。そして、モバイルオーダーというテーマは、もっともっと進化させられると考えていますが、あくまで消費体験の一部です。
生活する上で「もっと便利になったらいいのに」と感じるものは、あらゆるところにまだまだ存在します。

今回、そんな想いを込めて、映像を制作しました。

前世紀から今世紀にかけて歴史の中で形づくられ、多様性とクオリティを伴った日本の食文化。
映像では、その日本の歴史をさかのぼりながら、「O:derプラットフォーム」は“これまで”から“いま”だけでなく、“未来”を見据え、次世代のあるべき姿を定義していくという強いメッセージを込めています。

私たちがこれまで培ってきたノウハウを活かしながら、不確実性が高い環境下においても、飲食店の皆さまに全力で寄り添い、一助となり続けたい。暮らしをより良くしていくための「次世代店舗創出プラットフォーム」としてサービスをアップデートし、これからも飽くなき挑戦を続けていきます。

その世界を一緒につくり上げたいと思っていただける方がいらしたら、ぜひお話しさせてください。あなたとお会いできる日を楽しみにしています。


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