~保険の請求もれのない世界へ~ 株式会社IB CEO:井藤健太
シード・アーリー期を中心としたスタートアップが登録する「SmartPitch(スマートピッチ)」は、スタートアップと事業会社・投資家をピッチ動画でつなぐマッチングプラットフォームです。
「なぜピッチ動画なのか?」
情熱を持ったスタートアップの1社「株式会社IB」のCEO:井藤健太さんに、SmartPitch(スマートピッチ)に参加する理由を聞きました。
保険の請求もれのない世界へ
株式会社IBは「保険の請求もれを無くす」をミッションとして掲げた、請求できるすべての保険に気づける仕組みの構築を目指している会社です。
加入している保険情報を一元管理できるアプリ「保険簿」を開発・提供しています。https://www.hokenbo-ib.com/
<語り手>
株式会社IB
CEO:井藤健太さん
--ビジネスを通じて、どのような課題を解決したいか?
年間1.6兆円。
これは弊社が推計した、保険金の請求もれ金額です。
いざ、という時に役立つ保険。
でも、自ら請求しないと支払われません。
きっかけは、学生の頃に保険について研究していた中、東日本大震災のボランティアに参加した時のことです。
「多くの被災者は保険に入っているだろうけど、ちゃんと請求できるのだろうか?」
そんな素朴な疑問から興味が湧きました。
保険について調べていくと、重症・認知症などによる「自ら請求できる状態じゃない」ケース、災害などによる「保険証券の焼失・流出」など、色々なケースで請求されていない保険があることは明確でした。
その後、保険業界に就職して、働きながらも保険について研究を続けました。
そこで、保険会社や保険代理店も「本来、支払えるものは支払いたい」、「お客様から『請求できるのではないか?』という連絡がほしい」ということも分かりました。
「請求したい」と「支払いたい」という一致した想いがあるのに、年間1.6兆円の機会が見過ごされている。
そういった課題を解決するサービスとして、「保険簿」というアプリを社会に提供するビジネスを始めることにしました。
--なぜ、「SmartPitch(スマートピッチ)」に参加しているのか?
素晴らしい仕組みだな、と思いSmartPitch(スマートピッチ)に参加しています。
まず、ピッチ動画がファーストコンタクトという点が良い仕組みだと思います。
スタートアップのCEOは事業提携や資金調達のため、自分たちのビジネスを事業会社や投資家にプレゼンする機会がとても多いです。
会社とサービスを成長させるためには、それ以外にも数多くの業務を抱えています。
CEOは生産性を高めるために、毎回同じようなプレゼンをするなら、ピッチ動画として事前に見てもらったほうが効率的だと感じました。
また、ピッチの練習にもなります。
毎回、気付きがあるんですよね。
時間を決めたピッチは練習しておくべきだと、改めて感じました。
自分でつくったピッチを見直すと、色々と反省する部分が出てくるんです。
場数を踏むこと、自分の声を自分で聞くこと、5分できれいにまとめること、練習しておいて損はないです。
CEOはピッチを避けて通れないので。
--「SmartPitch(スマートピッチ)」に未参加のスタートアップへメッセージ
SmartPitch(スマートピッチ)に参加すると「応援してもらえる」って実感できますね。
オンラインピッチイベントに登壇する機会をもらったり、マッチング以外の件でも色々と支援してもらたりしています。
“人とのつながり”を大切にしているので、こういったサービスの中の人が分かるという点もサービスを選ぶ上で大切にしています。
<登録スタートアップ募集中!>
ピッチ動画を投稿したいスタートアップを募集中です!
下記、URLからエントリーください!
https://smartpitch.tv/
<イベントレポート>
過去のオンラインピッチイベントの様子です!
登壇を希望するスタートアップは、まずSmartPitchへご登録ください!
https://note.com/showcase/n/na21f7a225ad4
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