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シリーズ北海道2.バイクツーリング③旭川近郊(留萌、小平)

前回、旭川近郊として美瑛や富良野の美しさ、北海道らしさの魅力について書いたが、今回は海です。
旭川から西にバイクを1時間半ほど走らせると日本海に出る。
旭川に来るまでは、北海道の海に入るなんて思いもつかなかったが、来てみると夏は普通に暑い。海水浴場もあると聞き、実家から水着を送ってもらって行ってみた。

何か所か海水浴場があるのだが、わたしは留萌(るもい)のゴールデンビーチと小平(おびら)の臼谷海水浴場に行った。

まず、留萌市にあるゴールデンビーチに行ってみたのだが、遊泳可の囲われた場所が小さくて驚いた。確かに急に深くなる海だし、岩もないことはないので、危険を防ぐためには仕方ないのかもしれない。にしても、浜からの距離が近すぎないかい?

遊泳ゾーンを示す浮きの位置が見えますか?

天気は快晴で、足の着く場所で浜に平行に泳いだり、海水浴場の端から端まで歩いたりして楽しんだ。
貝殻が山のようにとんがっていて可愛いので、拾って帰った。

厳選された4つの貝殻は、マトリョーシカのように重ねられる。

海で遊んだあとは、早めの晩ごはんに海鮮丼を食べよう、と増毛の寿司のまつくらへ。

¥2,400-。米が余らぬ海鮮の量。

17時前に食べ終わって、店の前に出ると、街並みが美しいことに気が付く。特に道を挟んで向かいにある建物が立派過ぎる。何か有名な建物だろうかと近くに見に行ってみる。

堅牢そうな建物だ。

思っていた通り、国の重要指定文化財にも登録されている建築で、旧商家丸一本間家とのことだった。

建物の内部は見学ができるようだったが、残念ながら17時までで、間に合わなかった。
諦めて、お風呂に向かう。
岩尾温泉あったま~る

なんて名前。
利用客少なく、快適に過ごさせてもらった。休憩所が広くてくつろげた。
露店風呂もあって、海が見えるし時期によってはきれいに夕日も見えるようだが、なんとも虫が多い。先に入っていたおばちゃんが、虫と格闘していた。わたしは虫が飛び立たないように、じっとつかるしかなかった。景色どころではない。


海が大好きなので、別の快晴の日に小平市の海水浴場へ。臼谷海水浴場は、留萌のゴールデンビーチよりもぎりぎりの管理具合で、駐車場は入口がわかりにくいし小さいが、無料だった。テントを砂浜にたてる場合は何百円か支払わないといけないみたいだが、わたしは帽子で日差しをしのぐつもりだったので、海水浴場も無料で使用できた。

お昼は、事前に留萌の長田鮮魚店で購入していた海鮮丼(¥2,400-)。海を眺めながら海鮮丼を食べるなんて、最高だぜ。

海と海鮮丼。ピントは諦めた。

留萌のビーチは友人と一緒に行ったのでふたりで楽しんだが、今回はひとりなので、ひとりでの海遊び。
ということで、本を持ってきて、泳ぎ疲れたら読むことにした。疲れるほど泳ぐことはなかったが。
本を読むのにも飽いたら、昼寝をした。天気は良かったが、海に入って濡れていたせいかそんなに暑さを感じていなかったのだ。そもそも日よけは帽子しか持ってきていなかった。そのせいで、水着のハーフパンツから下がものすごい日焼けで、翌日以降数日まっかっかになってしまった。そりゃそうなる。みなさんも、直射日光にはお気を付けください。

ゴールデンビーチも家族連れは多かったが、臼谷海水浴場は、ほとんどが家族で来ていたように思う。
あとは、ウミネコがたくさんいたので、近づいてみた。

カモメいっぱいいた!と帰ってから同僚に言うと、カモメじゃなくてウミネコと訂正された。恥。

写真を撮りながら、じりじりと近づいていると、飛び立ってしまった。ずんぐりとした茶色い鳥は赤ちゃんだろうか。

海で遊んだあとに、バイクで1時間半かけて帰るのは疲れた。でも、この疲れは嫌じゃないんだよな~。
夏の北海道は海で泳ぐのもあり!!!

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