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♯8 日本史上最悪獣害事件&伝説のマタギ!

福ちゃんが少し前に山登りに行った時、藪の奥に獣の気配(声)が聞こえて、山の案内人も青ざめたというオフレコの雑談から、彼女の事件簿の引き出しが開いてこの話になりました。
三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)は、日本史上最悪の熊害と評される事件だそうです。

まずはお聞き下さい…

この話をしている時に、福ちゃんが、立ち上がると4メートル近くもある巨大エゾヒグマなの!と興奮して言っていて、私の家の天井が4メートル近くあるので(ヨーロッパの古い建物は天井高いです)それを眺めながら、「流石に4メートルはないわ…福ちゃん、興奮して大げさになってるね、ふふw」って内心半笑いしてんです。その巨大熊が立ち上がって、手を振り上げても4メートルは絶対ありえないって…(しかも、その後、更に興奮して、3メートルを300メートルって言ってたの気付いた人います?😆ワタシも訂正を試みましたが、福ちゃんがもう前のめってたし、3と300の違いは別に直さなくても聴いてる人も分かると思って流しましたww)

福ちゃんから送られてきた写真を見て驚愕…

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目を疑いました。
こうして写真を目の前にしていても信じられない気持ちを消せない。こんなのあるの!?北海道のリスナーさんが、「あ、これうちの近所だったんですよ」って普通にコメントくれてたので、現地ではやはり、消え忘れられることのない伝説なのだと思います…これは大正4(1915)年12月9日から数日に及んだ、日本史上最悪の獣害事件です。

その事件を鎮めたのが、生涯で捕ったヒグマは300頭といわれる伝説のマタギ、山本平吉さん。
荒くれ者で村では嫌われたと言うけど、このひとの良さそうなお顔。熊を仕留めた後の写真なのかな…。その後、映画化など多くされる中で、山本平吉さんは悪者に描かれることが多かったようですが、たしかに酒癖はかなり悪かったようですが、普段は子供にとても優しく、面倒見の良い人であったという話も残っているそうです。

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この事件は、多くの映画、ドラマ、小説、漫画などに描かれました。

小説(Wikiより)
『領主』(戸川幸夫 著)
『羆風(くまかぜ)』(戸川幸夫)
『文平とその仲間 第四話 羆荒れ(くまあれ)』(戸川幸夫)
『羆嵐(くまあらし)』(吉村昭 、新潮社 1977年 新潮文庫 1982年)
『魔王』(戸川幸夫 、旺文社 1978年) - 『羆風』を少年向けにリライト
↑少年向けにリライトって、原作、どんだけエグいんだろうか。

漫画
『野性伝説 羆風』(戸川幸夫 / 矢口高雄 画) - 『月刊ビッグゴールド』1996年8月号 - 1997年12月号に連載。ビッグゴールドコミックス『野性伝説』第3 - 5巻(小学館、1997 - 1998年)所収。

そして、高倉健、三國連太郎という大物俳優さんもこの事件を題材にしたドラマで演じています。これは見てみたい。
高倉健(ラジオドラマスペシャル「羆嵐」1980年 )
三國連太郎(木曜ゴールデンドラマ「恐怖!パニック!! 人喰熊 史上最大の惨劇 羆嵐)

でも、私がこの事件関連のもので一番気になったのは…

『リメインズ 美しき勇者たち』(千葉真一 監督 / 真田広之、村松美香、菅原文太ほか 出演 / 1990年)

なんせ、真田広之は80年代から今もファンですからー

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女子のマタギ?がなんで水着?なのか分からないけど…冬設定の北海道寒そうなのに。

千葉真一が監督で真田広之で90年の映画だったら、まあアクションがいっぱいなのでしょうけども…話題になったことは一切記憶にない感じです…真田広之好きだったのにね…

そして、こちら↓が、その事件現場だそうです。今もこうして残されているそうで、福ちゃんの「行きたい場所リスト」にアップされている一つです。
巨大ヒグマの襲撃を受けた家は、当時、本州から北海道にやって来た開拓民の家で、この写真のような感じ…逃げようも隠れようもないですね…熊の方がデカイし…

いずれにしても、12月の事件ですから、福ちゃんが言っていた冬眠に失敗した「アナモタズ」という事になりますよね…。怖いよぉ…

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ちょっと最後に、一つ…どこかの記事で読んだものなのですけど…

実はこの事件後、いくつか奇妙な事があった記録が。

ヒグマは解体された後、煮て食されたそうです。この熊の煮込み鍋を食べた、ある村人が、その夜から人に噛み付くという奇行を始め、その乱暴性は日に日にエスカレートして行ったそうです。

彼を寺に連れて行くと、それは熊の祟りであると言われたそうです。親戚一同が集まり、お祓いをしお祈りをした事で、その奇行は治まっていったそうです。

先に書きましたように小説のタイトルにもなっている言葉ですが「熊風」や「羆嵐」と呼ばれる伝説の話もあります。

この事件を起こした巨大蝦夷ヒグマの死体を移動させる際、晴天だった空が突如一転し、大暴風雪になったのです。当時、この地方(北海道全般かな、アイヌ文化も関連している)に密着していた存在である羆(ひぐま)は、人々の脅威であると同時に、恵みをもたらす神の象徴、使いであるという言われもあったそうです。脅威=悪神と呼ばれる事も多く、この奇怪な自然現象を目の当たりにした人々は、熊の暴挙を神が怒っていると言ったり、逆に、熊の「祟り」だと言う人もいたそうです。この伝説は今でも言い伝えられていて、「熊風」という言葉もその地域の12月に起こる吹雪を呼ぶ言葉として今も残るそうです。

この事件を題材とした小説『羆嵐』の解説では、三毛別羆事件の目撃者の家族の話が載せられているそうです…ちょっと気になる…

でもカバーの絵が怖くて私は無理…

熊づくしでモヤモヤするので、お口直しに…この事件関連の映画に主演しているという所からこじつけて~私の大好きな真田広之さんの懐かしい動画をどうぞ❤

私が真田広之さんを好きになったきっかけの映画「燃える勇者」の番宣VTRかな。
この冒頭の「皆さんこんにちは、真田広之です。僕の正月映画、燃える勇者、今撮影中です…」って。この笑顔、なにこれw 素敵過ぎてウケるww
完璧過ぎるよ!!
私の中で完璧過ぎるルックストップ5(順位まだ決められない)に、
真田広之、錦織一清、西城秀樹、沢田研二、宇梶剛士ってあります。ただし、真田広之以外は、全員、80年代頃のね❤😆

真田広之、本当に大好き!今も大好き!未だにびっくりするほど凄くカッコいい!ラストサムライの真田広之は観たことある人沢山いるかしら?だいぶ前だけど、あの時と変わりなく今も本当にカッコいいし、普通に時々、英語でインタビューとか出てるのとかも、なんか、ちょっと格が違うな!とファンだからこその感覚でしょうが思うのであります。

真田広之をあまり知らない方も、知っていてもそんなに見てこなかった方も、この動画、是非ちらりとでも見て下さい。私が当時、大してたのきんに魅力を感じなかったのはこの方がいたからであるという事が理解頂けるかも知れないので、見てみて下さい😆

燃える勇者、映画館で見ましたけども…真田広之の素敵さは完璧でも、内容としては、特に大した映画ではないと思いますが…もう廃盤なのかな、DVD、まあまあいい値段付いてますね。

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