藤井優

日刊ゲンダイで昭和酒場のコラムを連載中の還暦男です

藤井優

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最近の記事

還暦男が歩く⑦

泉岳寺から特快で横須賀中央駅まで50分ほど。駅前を左に入れば昼飲み天国だ。いちばん奥に中央酒場がある。10時開店。夜まで絶好調で盛り上がる。何食っても美味いね。三キンホッピーは忘れなく。

    • 還暦男が歩く

       洗足池の丘の上にポツンと一軒酒場がある。ごん。元プロボクサーのマスターと美魔女のママ二人で切り盛りしている。こんな所で客来るのかと思ったが、とんでもない、地元客でイッパイだ。大皿料理がカウンターに五つほど。みんな美味そう。今日はカツオのいいのが入っているらしい。よし、ニンニクビタビタでいくか。このマスターは猪木vsアリ戦のアリ側のセコンドだったって。裏話がヤバいよ。

      • 還暦男が歩く⑤

        ここまで暑くなると、キンキンに冷えたビールはもちろん美味いのだが、醸造酒の重ったるい感じがまとわりつく。ビールは半パイントグラスでグイっと飲んだら次はキレキレのハイボールにしよう。  浅草サンボアのハイボールは冷やした角をたっぷりWで。そこにさらに冷やした炭酸を注ぐ。氷は無し。レモンピールを一吹き。ね、飲みたくなるでしょ。でも調子に乗らないように。Wだから効いちゃうよ。

        • 還暦男が歩く④

          この写真驚いたでしょ。先日、横須賀の名店ぎんじでイッパイやろうと横須賀まで足を伸ばした。遥々横須賀まで行くならドブ板から三笠公園あたりを散策すべく早めにスタート。東郷さんに挨拶しスカジャンを物色後、シャレたショッピングモールに入ろうとしたその手前に小さなペットショップがあり、思わず潜り込んだ。で、そこでいきなりご対面したのがこの写真の彼(?)。一瞬フィギュアかと思ったが動き出したのでド肝を抜かれた。これで全長60センチほど。アタシャ苦手だわ。

        還暦男が歩く⑦

          還暦男が歩く③

           大塚シネマハウスで筒井康隆の「スタア」の上映会とトークショーがあった。監督の内藤誠さんとホストは映画研究者の四方田犬彦さん。映画もトークショーも楽しかったが、なにより驚いたのが80代半ばの内藤監督が次回作を企画していることだ。JAZZ関係の作品を考えているとのこと。ぜひ、実現してもらいたいと心から願う。  さて、大塚は都電荒川線が走っている。今日はこれで三ノ輪橋まで小旅行を楽しもう。

          還暦男が歩く③

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          還暦男が歩く②

          還暦男が歩く②

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          還暦男が歩く①

          茅場町での打ち合わせが終わったのは13時ちょい過ぎ。涼しければ散歩気分で永代橋を渡って下町方面でランチって思ったが、いかんせん気温は34度。今日は八丁堀まで10分ほど歩いて長崎菜館に行くことに。でも大汗。野菜大盛りのチャンポン食ったら超汗💧でもやっぱり美味いなあ。今度は皿うどんだ。

          還暦男が歩く①

          還暦男の居酒屋行脚⑥

           ランチで人気のさんごでイッパイ。大崎寄りの百反通り沿いにあり、近所のサラリーマンや地元住民で賑わっている。アタシは夕方からビールを飲みにのぞいてみることに。家族経営の良心的なお店のツマミは噂に違わず味もボリュームも満点。ビールもいいけどついご飯を頼みたくなる。

          還暦男の居酒屋行脚⑥

          還暦男の酒場行脚⑤

           今や、浅草を歩いている日本人は数えるほどしかいない。大袈裟すぎる言い方だけど、ほんとにそんな感じだよ。そんな浅草の中心部を抜けてひさご通りから奥浅草に足を伸ばすと、さすがに外国人観光客の姿も少なくなってくる。そこは地元の人たちの生活エリアだ。そこに地元民が愛 してやまない老舗酒場食堂がある。100年以上の歴史をもつナカジマである。

          還暦男の酒場行脚⑤

          還暦男の酒場行脚④

          アタシが住んでる品川から浅草線で20分ほどで浅草橋。大通りを渡って墨田川方面に潜り込むとそこは「流れる」の舞台である柳橋だ。当時の面影を遺すものを探すのは容易ではないが、意識して歩いていると渋い家屋や店があることに気付かされる。今日の目的はむつみやだ。早めに行って絶品アジフライとビールをやっつけることにしよう。

          還暦男の酒場行脚④

          還暦男の酒場行脚③

          渋谷に行くと迷子になる。それだけならまだいい。今の渋谷は立体交差や地下道が多くエスカレーターがある所とない所があり、アタシら還暦男は疲労困憊になる。どこでもいいから早く脱出しないと。そこで田園都市線(だよね?)で元住吉へ。喉乾いて腹ペコ。ならば魚の台所オリエンタルへ。

          還暦男の酒場行脚③

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          還暦男の酒場行脚②

          還暦男の酒場行脚②

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          還暦男が行く!

          還暦男の酒場行脚①  大井町線と田園都市線が乗り入れれている大岡山は東京工業大学があることで有名だ。その巨大なキャンパスからは想像できない狭い商店街が改札近くから環七まで伸びている。商店街の入り口には学生たちが好みそうな飲食チェーンが並び、個人経営の定食屋も充実している。洗足池から大岡山にかけて坂の多い街並みには高級住宅が立ち並び、セレブ風マダムたちが夜のおかずを物色するおしゃれな店も少なくない。環七近くの奥までいくとアタシらが好きそうな渋い酒場がポツポツと見えてくる。今日は

          還暦男が行く!