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全粒粉パンマンの株 250       上がったものは下がる                   

日経平均は1011円のマイナス。私の資産もこの2週間で大きく減った。先月、最も膨らんだ時点で、2250万円あった。昨日は2050万円である。

勉強だと思って買った米国株も下がった。これまで世界の株式市場を牽引してきた半導体関連株に対する弱気な見方が広がっている。エヌビディアが10%下がった。中東情勢の悪化も懸念材料だ。

上がったものは下がる。そうしてしばらく調整する。そういう時期に来ていると判断しても間違いではあるまい。少なくとも現時点ではそう考えるのが自然であろう。

株は人間心理の逆をいかなければ勝てないという、Youtubeで学んだ教えに従うのであれば、ここは押し目買いかもしれないが、私はチキンだからトレンドに従う。

とりあえず来週、米国株を処分しよう。ドル円が150円を超えている間に資金を日本に戻してしまおう。今回はよい勉強になった。半導体株は高値圏にあることを承知の上で買ったのだから、ほとんど利益を残せなかったという結果に、さほど悔いはない。

もうひとつ、いわゆるバリュー株も処分しよう。これはなぜ買ったかというと、昨年末、モーサテかなにかでアナリストが、「新NISAでバリュー株への資金流入が予想される。年初にバリュー銘柄の価格が上がって年末に処分される。そんな流れが生まれるのでは」というような解説していたから、その予測に乗った。

しかし、私が買ったいわゆるバリュー株は、ほとんど値動きがなかった。3月の決算前に配当狙いで少し上がったが、また下がった。想定していたストーリーが崩れたと思ったら手放す。私がYoutubeで学んだ株式投資の基本である。

この先、市場が調整局面に入るのか、再び反転上昇するのか。それは五分五分だと思っている。売買した後、上がるか下がるかは全く予想できない。五分五分なのだ。であれば株式投資というのもは、売買が完了した後の値動きによって評価されるものではない。これもYoutubeで学んだことだ。

先月、運用資産がピークに達したときに、まだもう少し上値を追う決断をした。今思えば、ある程度利確しておけばよかったのだが、だからといって、間違いとは思っていない。中東情勢とか半導体市況とか、マーケットを揺さぶる出来事は、それが起きてみないと知りようがない。株価が動いてから対応するしかないのだ。

というわけで、ある程度ポジションを減らそうとしている今現在であるが、「この辺で手放すのがベスト」という自分の判断に従うことが重要であり、その結果がどうなるかは二の次だと思っている。

勘と度胸とイマジネーションで神がかり的なトレードを重ね、短期で億の財産をつくるとか、株を始めたころの妄想は消えた。むしろ規律正しい軍隊のような動きで小さな勝利を重ねていく、そんな投資スタイルを目指すべきかと…

資産状況一覧 2024年4月19日(金)

日本株 18,137,600円
米国株   772,553円
現金    1,574,566円