見出し画像

復職して1週間(もしかしてブラック企業?)

復職4日目の早朝。

ノートパソコンの電源を入れ、昨日受けた業務指示は今はやれる自信がない旨、上司にメールをした。すぐに返事は来ないがこころは穏やかであった。
溜まった未読メールを処理していくうちに闇が見えてきた。
ここで少し、会社の特徴を述べる。

紙がない

就業規則から給与明細、研修資料、会議資料などの文書は電子媒体であり、ほとんど紙を使わない会社だ。
電子に頼り切っており、説明会、研修などもすべてウェビナー(Webinar)になっている。
電子文書の量は半端なく多い。コンテンツも多い。流し読み、聞き流しが必要。

電話しない

Skypeみたいなチャットツールで会話する。電話するときにはまずチャットで了承を取ってからという謎のルールがある。
私みたいな高齢者はチャットせずにすぐに電話をしていた。

人の移動がない

新型コロナウイルスにより、原則テレワークになったため、固定デスクもない。
当然、社員同士のオフィス間の移動もほとんどない。
同じチームメンバーだ、と言っても会わない人も多く、なんなら一緒にチーム回している人がどこの国にいるのかも知らない。
ざっくりAさんはヨーロッパの人、Bさんはインド辺りの人、みたいな感じである。
今、雑談ができないのは実に苦しい。ちょっとしたことを聞くのもSkypeかメールをする必要があり、非常に億劫である。

人が足りない

復職して1週間が経った。
未読メールを捌くうちに気がついたのだが、現場の人材が足りないようだ。
多くの人間が辞めてしまっているのだろうか。少なくともよく懐いてくれた2名は辞めてしまっていた。
え、もしかしてブラック企業だった?
うつ病のことをまるで理解していない上司など管理職を現場に戻す方法もあるのでは、と思う。おそらく現場に戻ってもなにもできないでしょうけど。
とにかく現場が大変らしい。

いくら訣別を決意していてもまだ転職活動するにはツラい。
頑張って治療に励む。
治ることだけ頑張る。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?