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タイで食べていた肉団子のスープ

割と最近まで、仕事でタイのバンコクに1年半ほど住んでいました(インドにもいたりと、我ながら忙しい笑)。向こうにいた時はむしろ和食が恋しくて和食屋さんばっかり行っていましたが、帰ってくるとたまに無性にタイ料理が食べたくなります。今日はその中でもよく食べていた肉団子入りのスープをお昼に作りました。現地ではこれでもか!というほど味の素が入っていて舌がピリピリするくらいなんですが、あれはあれで懐かしい笑
タイ料理のスープ全般を「ゲーン」と言い、肉団子入りのスープは「ゲーン・チュー(チューとジューの間みたいな発音)」。今日は春雨入りなので「ゲーン・チュー・ウンセン」です。ちなみにいわゆるグリーンカレーは「ゲーン・キョワーン」なので、あれ実はカレーじゃなくてスープなんですよね。
タイ料理は辛いイメージが強いと思いますが、中華系の人も多いし、マイルドなものも沢山あります。何回か現地のクッキング教室にも行っていたので、今後また機会があれば他のお料理も紹介できればと思っています。
・ゲーン・チュー・ウンセン(ゴーヤの肉詰めと春雨のタイ風スープ)
・青梗菜と干しエビのナンプラー炒め
・紅白なます

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レシピはこちら ※すべて1人前です

■ゲーン・チュー・ウンセン(ゴーヤの肉詰めと春雨のタイ風スープ)

【材料】
<ゴーヤの肉詰め>
・豚ひき肉(今回は鶏ひき肉を使用):60gくらい(肉団子3つ~4つ分)
・ニンニク:1/2片
・生姜:1/2片
・パクチーの根:2~3束分
・片栗粉:小さじ1/2
・ナンプラー:小さじ1くらい
・塩:少々
・ホワイトペッパー:少々
・ゴーヤ:10cm前後
・小麦粉:少々
<スープ>
・春雨:適量(10本くらい?)
・キノコ:お好みのものを1つかみくらい
・鶏ガラスープ(顆粒だしでOK):スープ皿1.5杯分
・ナンプラー:適量
・ホワイトペッパー:適量
・パクチーの葉と茎:2~3束分
・ライム(あれば):1/4個
【作り方】
①ニンニクとパクチーの根はみじん切りに、生姜はすりおろす。春雨は熱湯でもどしておく。
②ボウルにひき肉と塩少々を入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。そこにニンニク、パクチーの根、生姜、片栗粉、ナンプラー、ホワイトペッパーを加えてよく混ぜたら、3~4等分する。
③ゴーヤは3cmくらいの輪切りにし、それぞれスプーンでわたをくり抜く。中に小麦粉を薄くまぶし、肉だねを中に詰める。
④お鍋に鶏ガラスープを沸かしたら、キノコとゴーヤの肉詰めを加え、蓋をして15分ほど煮込む(ゴーヤが柔らかくなるまで)。
⑤春雨を加えて、ナンプラー、ホワイトペッパーで味を調える。
⑥お皿に盛り、ざく切りにしたパクチーの葉と茎を飾る。あればカットしたライムを添える。

■青梗菜と干しエビのナンプラー炒め

【材料】
・青梗菜:1束
・干しエビ:大さじ1くらい
・ニンニク:1/2片
・お酒:大さじ1
・ナンプラー:小さじ1くらい
・輪切り唐辛子:少々
・ごま油:適量
【作り方】
①干しエビは少量のお湯にお酒を加えたもので漬けてもどしておく。青梗菜は根本を切って適当にざく切りする。ニンニクはみじん切りにする。
②フライパンに油とニンニク、唐辛子を入れて中火にかけ、ニンニクの香りが立ってきたら青梗菜の茎に近い部分を先に投入し、油が回ったら葉の部分も加えて炒める。
③ある程度火が通ってきたら干しエビをお湯とお酒ごと加えて、水気が飛ぶまで炒める。
④ナンプラーで味を調える。

■紅白なます

【材料】
・人参:1/3本
・大根:5cm分くらい
・塩:1つまみ
・はちみつ:少々
・お酢:少々
【作り方】
①人参と大根は共に、皮を剥いて千切りにし、塩少々を揉みこんで10分ほど置く。
②キッチンペーパーなどで人参と大根を包んでぎゅっと水気を絞り、ボウルに戻す。
③はちみつ、お酢(塩気が足りなければ塩も)で味を調える。

ご参考になればうれしいです!

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