ファンやめました(回想)

昨日、自分の黒歴史について書きました。

常に自分を責めていたんだということに気づかされます。


追っかけていた彼(舞台に携わる職の方)に関して、

「アプローチして迷惑かけたかも…」と自責する以外にも、

彼を応援できなくなった自分のことも責めていました。


彼のファンをやめよう、と決めたのは、

彼の結婚がきっかけでした。

自分は、彼に恋愛感情を抱いていたわけでもないのに、

(でも、恋愛感情に近い気持ちでした。)

彼にとって結婚はおめでたいことなのに、

全く祝福できませんでした。


「結婚したって、彼の仕事ぶりが好きなら、応援できるはず!」と

思うように努めましたが、

見たこともない奥さんの姿を想像して、モヤモヤしていました。


その頃、ちょうど彼の悪い噂(素行の悪さ?)が出たことや、

彼の始めた新しいビジネスについていけなくなったこともあって、

彼への情熱が少し薄まっていました。


そして、あるイベントに行ったとき、

「この人は、全然私たちファンのことを思っていない」と

感じられる彼の言動が、見えたのです。

今までなら、きっと見て見ぬふりができたのに、

その時、初めて怒りを感じました。


見返りを求めているわけではないけど、

お金を払って舞台を観に来ているファンがいることに

もっと感謝の気持ちを見せてほしかったな~と。


彼のことは、離れてからも長い間忘れられませんでした。

それは「本気で好きだったから」だと思っていたのですが、

そうじゃなくて、


「揺るぎない情熱を持って応援していたのに、

結婚したからファンをやめるなんて、ありえない。

本当にファンだったのか?

届かない相手に、恋を夢見ていた気持ち悪い女だったんだ。」と

自分のことを強く責めていたからでした。


な~んだ、そうだったのか!

10数年経って、やっと今謎が解けました。

これでスッキリです。


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