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話を聞いてほしいとき
私には、話を聞いてくれる人がいないなと感じた。
noteで再三書いているかもしれないが。
モヤモヤしたとき、発見があったとき、誰かに聞いてほしいのに。
コミュニケーションについて考えてみる。
私は年齢を重ねるにつれて、いろいろな経験が増えた。
恋愛はしていないけど、他人の恋愛パターンみたいなものはわかるし、
料理、栽培、テレビで得た情報、車の運転などの経験・知識。
誰かが話をするとき、私の脳内データベースを検索しながら聞くのだ。
「車」の話をされれば、私の中の「車」エピソードを探す。
お互いの交点を探しながら、コミュニケーションを取るのである。
しかし、これが「聞いてもらえていない」感を生み出す時がある。
AさんとBさんの会話として考えてみる。
パターン1:
A「新しく車を買いました。最新の車は安全装備がいいですよ」
B「そうなんですね。私の車はもう10年ぐらいです。遠方の〇〇まで行ったことがあります。(つづく)」
話し始めたAだったが、Bに話を乗っ取られた気がする。
私と母親の会話、あるいは私と友人のLINEは、このような感じである。
パターン2:
A「新しく車を買いました。最新の車は安全装備がいいですよ」
B「何という車種ですか?」/または
B「どんな機能がついているのですか?」/または
B「よく車でお出かけされるんですか?」など
Aが話した内容を広げてくれるB。
Bは、興味を持ってもらえているのだと(無意識に)嬉しく感じると思う。
これが質問攻めになると、しんどく感じるかもしれないが。
パターン2が正解というわけではないし、
最初に話した内容が呼び水となって、相手との話が弾む場合もあるだろう。
しかし、"聞いてもらえた"という感覚は、
パターン1のように、自分たちの持つ情報を言い合うよりも、
パターン2のほうが得られやすいのではないか。
そんなことを考えた。
そもそも、私の考えでは、
人は喋りたいものであり、聞く姿勢があまりない。
もし、一方的に相手が喋るばかりで、自分の意見が言えない、
または、話を聞いてほしいのに、聞いてもらえない、と悩む人は、
自分は話を聞くことができる素晴らしい能力のある人なんだと思うのがいい。
そして、自分で自分の思いを聞いてあげる。
自分には聞き上手な自分がいるのだから、最強である。
ノートに書く、ひとりごとで話す、ブログを投稿するなどして、できる。
ずっと、そんなことはできないと思っていた。
誰もしていないことだし、馬鹿らしいことだと。
ふつう、なんでも話せる親友がいるものでしょ?と思っていたし。
だけど、実は、これが最も安全で確実な方法。
だから、私は私の話を聞く。
サポートありがとうございます。