認知資源を節約しよう

 こんにちは、show_ando です。



 今回は、これまで投稿してきたことのまとめです。何のために自分の行動を記録続けたり、それで瞑想したりしているのかを説明します。
 結論からいうと「一日の『認知資源』を節約する」ためです。ある本と出会って再認識できました。今回はこれをテーマにします。


「認知資源(認知リソース)」とは

 「認知資源」という言葉を、この本ではじめて知りました。

認知資源とは
 人間がものごとを考えたり判断するときに消費される「脳内の資源」と説明されています。

 人間は目や耳などからいろんな情報を認知しながら判断を行っています。たとえ無意識の行動であっても、起きている間にあなたの「認知資源」はどんどん消費されていくのです。認知資源は朝起きたときが最高で、そこから時間が経つにつれて、どんどん減ってゼロに近づいていくとイメージしてください。
 複雑なことを考えたり、深刻な悩み事があったりすると、認知資源は急速に消費されます。(同書 p.52〜53)

認知資源を節約するテクニック

 これに対して「認知資源の考えに基づく効率的な働き方」「認知資源を有効に使うテクニック」に続き、「認知資源を節約するテクニック」が以下のように紹介されています。

・記録をつける。覚えたり思い出したりする必要がなくなるから。
・持ち物の置き場所を決める。探す手間が省けるし、そこになければ失くしたことがすぐわかる。
・昼寝を有効に使う(15〜20分)。
・自分の代わりにやってくれる人を雇う(秘書・家政婦・スタッフ)。

 発行は2018年、行動記録がそろそろ軌道に乗り始めた時期でした。
 自分の取り組みは、4つのテクニックの「記録」と「秘書(ITツール)」と理解しました。それ以降は一日の認知資源をどうやって節約するか、そして資源を投入する大事なことは何かを考えながら、実践していくようになりました。

 取り組むテーマを「認知資源の節約」として再設定したのです。

認知資源の節約への取り組み

 認知資源の節約を「どれだけクリアに考えられる状態を維持するか」とし、これが自分の判断基準になりました。

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