【第1回】目的不在のツール使いは迷走のもと

こんにちは、show_ando です。
このサイトでは以下のことを目的に記事を書いています。

好きなことに思いっきり時間を使うために、
一日の可処分時間を最大化すること

目的

頭の整理も進んできたので、もし最初から始めるのならというコンテンツにまとめることにしました。

ある程度の全体的な見通しを知った上で、取り組むとよいと思ったこと、特定ツールの使い方を紹介しても、ものごとは前に進みづらいと思ったからです。

今回のテーマは、「目的があるから続けられる」です。
目的不在でツールを使い続けて迷走したこと、そこから目的を見つけた経緯を紹介します。

何かをはじめるには、それなりの作業に取り組むという、あたりまえの覚悟が必要だったこと、そのためは、取り組む目的があると続けやすいのでは?と思ったので、まとめてみました。

なおこの記事はタスクシュート協会および同認定トレーナーとは無関係です(掲載時点)。

ひとりごと

やりたいことがみつかるとラク

目的は、本サイトの説明文にもシンプルに書いていますが、補足すると以下のようになります。

好きなことに思いっきり時間を使うために、
一日の可処分時間を最大化し、
認知資源の浪費を最小化すること。

その手段に、GTD と 行動ログの記録を活用して、
次に何をやるかを選びやすくしていること

いまふりかえると、あたりまえに思いますが、これに気づくまでにかなりの時間を要しました(この経緯も、自分の大きな財産になっています)。

当初から、こうした目的をもって始められたら、楽だったと思いました。

ひとりごと

しっくりくる目的に気づくまでの迷走

とりあえず、目的不定で、ツールを使い始めて迷走しました。

いまも使い続けているツールは「OmniFocus macOS版(GTDツール)」と「たすくま(TaskChute for iPhone)」。

専用ツールなので、まずそのツールの作法の理解が必須でした。

大半の人は、この新しい作法の強要に嫌気がさして脱落しがちと思います。逆に自分にツールを強要して、その考え方や作法を、自分のからだや生活にインストールしようという動機づけを考えました。

ひとりごと

迷走から抜け出せた理由

脱出ルートは、人それぞれに違うと思います。

わたしのルートは、目的不定のままツールの使い方に専念した非効率な方法なので、オススメしづらいのですが、実績の一つとして紹介します。

ひとりごと

専用ツールのメリット

専用ツール(数千円くらい)を使って、未知の分野の GTD や行動ログを、自分の生活に適用し続けました。

ツールの作法通りに、自分の生活のイベントを整理し、あとは作業とその理解という物量作戦(人力の強化学習)に突入しました。

身体性への着目

この前提には、ひたすら記録と整理、手直しし続けられる身体性と、そのための集中力と忍耐力も必要でした。

これは、いまどきのタイパの考え方とは正反対です。
このタイパ思考の対岸に、どんなメリットがあるかを見つけられたので、この取り組みへの承認欲求も不要になりました。

ひとりごと

この身体活動を通して、何がしたいのか、なぜこんな作業を続けるのか、まだ続けたいのかを自問し続けました。

GTD 上級と身体性

OmniFocus での作業は膨大で、この作業の末に、好きなことに時間を使いたいこと、その実現のために、さまざまな生活イベントを整理しているのだと思い知ったわけです。

そして気づくと、生活イベントのリストアップがかなり進みました。

GTD 上級、最上級を目指すには、このようなリストアップに費やすための身体性も必須でしたね。

ひとりごと

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

好きなことに時間を思いっきり使いたいという結論に気づくために、膨大な作業(身体性)を費やしました。

取り組む目的も、途中で変わりました。
当初の目的は、特定分野の考え方を自分の生活にインストールするために、専用ツールを使い込むことにしていたと思います。

それからツールの使用ログを再構成しながら、自分が取り組みたいと思う目的?にたどり着いたと思いました。
この過程で、自分と向き合えたと思っていますし、「行動ログ瞑想」のような考え方や、身体性を伴った取り組みにも気づけたように思います。

もしスマートに始められるサービスがあったとしたら、他人が仕立てたテンプレート上で踊るシンクラ系(身体性希薄)の取り組みと思っています。
どちらを選ぶかは、それぞれの判断でしょうが …

ひとりごと

わたしは note 以外での発信( X/Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。

ではまた

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