【OmniFocus】次のプロジェクト案

こんにちは、show_ando です。

今回は、GTD アプリの OmniFocus に設定している「次のプロジェクト案」の概要を紹介します。

ある程度テーマが決まっていることは、Inbox に書きためるより、このプロジェクト・リスト(OmniFocus の単独アクション型プロジェクト)に書くようにしています。


「次のプロジェクト案」

これは GTD 本の「プロジェクト・リスト」に該当すると思います。

以下の手順で次のプロジェクト候補に仕立てていきます。

  1. リストに「次にやってみたいテーマ」を追記する。

  2. そのテーマに該当するタグを設定する(GTD 本の Horizon レベル)。

  3. そのテーマを具体化するためのタスクを、サブタスクとして分解していく。

  4. 各サブタスクにも該当するタグを設定していく。

こうして「次のプロジェクト案」には、タスクに分解した状態で各テーマが待機しています。

実施する場合は、プロジェクト(OmniFocusの並行進行型プロジェクト)に昇格させて、該当分野のプロジェクトフォルダに移動しています。

活用例:参考書を読む

かんたんな活用例を紹介します。

新しい分野に着手するとき、その基礎知識を把握することが必要なときは、OmniFocus に参考書の目次をアウトライン形式で書き出しています。

いきなり本を読むみだす前に、目次を書き出して、全体の構造を把握しやすく、加工できる状態にしておくわけです。
難しい本の場合は、さらに下位の見出しを本文を眺めながら書き出していきます。

そして目次階層を折りたたんだり、開いたりしながら、読み進む対策を練ります。
参考書は複数冊の場合が多いので、ポイントを絞って読む重点型か、先頭から読み進む逐次型かなどを決めて、全体の方針を決めていきます。

OmniFocus に目次を書き出すメリット

目次や見出しを、OmniFocus のアクションとして利用できる点に魅力を感じています。

  • タグに、次のアクション(インプットやアウトプット先)を設定できます。

  • 期限が設定できます

  • メモ欄に残せます(着手前に思ったこと、取り組んだ結果などの記録)。

また重点型で進めるなら、重点箇所以外を完了にして絞り込むことができます。
逐次型でも、取り組む順番を変更するなど、柔軟に設定できます。
タグ、期限からカスタム・パースペクティブを作ってさらに俯瞰することもできます。

最終的にこのプロジェクトを OmniFocus に残しておくか、完了してしまうのか、といった次のアクションも設定することができます。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

わたしは、新しい知識を得るために本を読むときは、アウトライン・エディタに、目次やその下位の見出しまで、よく書き出しています。
全体の構造を把握して、特定の階層を開閉して、ポイントを絞り込もうとしています。
また、新しく気づいたことから、階層自体を書き変えることもあります。

こうした新しく気づいたことに対して、「次に何をするか」を構想し、実行していくとき、OmniFocus はとても重宝するツールになっています。

他人の知識体系を借りて、自分が次にやりたいことをマネージしていくツールに仕立てているような感覚でしょうか。

わたしは note 以外での発信( Twitter, facebook, LINEなど)はしていないので、
今この記事をお読みいただいている方とそのご縁に感謝しています。

ではまた

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