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その昔勤めてた会社で、ある日ふと自販機のドリンクAとドリンクBをミックスしたら「どんな味になるだろう?」そして「きっとおいしいに違いない!」と思い、実際に自分のデスクで混ぜてたら、たまたま上司が通りかかりました。

上司「何やってんの?」
私 「おいしくなるかと思って混ぜてるんすけど…」
上司「えっ?」
私 「まぁ、実験ですね」
上司「やめなよ、そんな小学生じゃないんだからさぁ」

『そうなのかぁ、いい大人はやらんのか』(そのとき私は43くらいかと)とか、『興味があったら試したらええやん、別に誰かに迷惑かけるわけじゃなし、誰かの仕事の邪魔するわけでもなし…』とは思ってましたが、なんかちょっとそんな話をそこはかとなく思い出しましたね、この商品見て…(笑)。

「カップヌードル スーパー合体シリーズ」全4品が9月13日に発売となりました。

「カップヌードル」は、混ぜるとウマイらしいから合体だ!
と、そういう安直でありながら、おそらくはあまりいい大人は思いつかないであろう発想の商品を、カップヌードル50周年を記念して、日清食品が放り込んできました。

1971年9月18日に誕生した世界初のカップ麺「カップヌードル」は、今年で発売50周年を迎えるインスタントラーメンのNo.1ブランドです。
私は知りませんでしたが、アレンジメニューとして、カップヌードルのさまざまなフレーバーを混ぜ合わせる食べ方がSNS界隈では盛り上がってたそうですね。

そこで今回、「カップヌードル」の8つの定番フレーバー、「八福神」というそうですが(笑)、そこから2つを組み合わせた「カップヌードル スーパー合体シリーズ」の発売に至ったのだそうです。

まぁ、あれですね、ごく普通の会社で、商品企画会議とかで「ウチの□□□□という商品と、△△△△という商品、どっちもおいしいんで、まんま混ぜちゃったやつを出したら、さらにうまくなっていいんじゃないっすかね」と提案したらどうなるかということですね。ふと想像すると、出しちゃう日清食品のすごさを感じます。

パッケージも感心いたしました。これほどわかりやすいことはない(笑)。

組み合わせ自体は、全部で28種あるらしいですが、その中から4つを厳選。それぞれのベースとなるフレーバーを生かしながら、最もおいしくなるスープの割合と具材の組み合わせを検証して〝合体〟させた、〝間違いない味〟の「カップヌードル」だからこそできる〝絶対間違いない味〟の商品なんだそうです。

パッケージも素晴らしいですよ。2つの味が〝合体〟していることが一目でわかるパッケージ。「いっそふたつにぶった切ってくっつけちゃえばええやん」的潔さとオッケーした日清食品の度量を感じますね。デザインオフィス・有限会社nendoが手がけられたデザインだそうです。

ネーミングもいいですね。「カップヌードル スーパー合体シリーズ」、なんかいにしえの超合金ライクなトイ的感じで、ならではのセンスを感じます。

「カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト&欧風チーズカレー」を買ってきました。

私は、なかでもいちばんおいしそうだった、コレを買ってきました。

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まぁうまいのはわかってるので、落ち着いて味わいましたが、コレ、想像以上に、かなりおいしいですよ。きっちり「ハーフアンドハーフ」ではないと思われますが、絶妙に「合体」されてました。
3種類のチーズをミックスしたチーズパウダー(パルメザンみたいなやつですね)が付いてましたが、私は途中からタバスコをちょい足ししていただきました。辛いもの好きの方にはオススメです。
それと、麺を食べ終わった後の残りのスープに、オートミールを入れていただいてみました。食べた感、満足感、増しますね。


発売50周年の今しか食べられないお味です。よかったらみなさんもこの機会にぜひお楽しみくださいませ。


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