色弱の世界を彩る
マガジンのタイトルに設定している『色弱の世界を彩る』
写真は僕の実家のすぐ近くの曲がり角
盆地の小さな町で夏の朝、ひどい時には10m先が見えないくらい霧が立ち込める
このマガジンは僕の感じていることや、思ってることを中心に更新しています。
世界の見え方は人それそれ違う。十人十色。
なぜ、『色弱の世界を彩る』というタイトルにしたのかと言うと、
僕は色弱なんです。赤系と緑系の色が判別できない。
薄い色になれば、さらにわからなくなるし、薄いグレーと、薄いピンクもわからない。けっこう見分けがつかない色がたくさんある。
スタアシをしていたとき、洋服の色がわからないで困ったことがある。
最初何をすればいいかわからないときは特にそうだった。
でもそれで怒られることはなかった。ありがたいことに。
スタイリストになってからも問題なかった。わからない色はわかる人に聞けばいいだけだから。「これって何色ですか?」たぶんこのフレーズは一番使った。
小さいときもそうだった。
親に「色がわからないでしょ?」と言われたことがない。
なので、大学に入学して西洋美術史や日本美術史等の講義を受けたときに初めて色がわからないということを知った。
いつだったか覚えてないけれど、二十歳すぎて親に「色がわかんないんだけど」と電話したとき「そうだよ。それ昔からちょっと色弱入ってるよ」といわれたときはなんだか面白かった。
色弱で検索すると、
子どもが色弱にならないか心配
息子が色弱なんですがどうすればいいかわからない等ヒットする。
何も問題ないよと言いたい。
困ることなんて何もなかったから。
僕の世界は何も色彩異常のない人には見えない景色が広がっていて、
それは僕の感性を構成するひとつの欠かせない何かになっている。
(少なくとも僕はそう思っている)
マガジンから種類の違うすぐ読めるnoteを3つピックアップしましたので
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